■マツダ3「2.5ターボ」注目の価格&グレード体系は?
マツダ3 2.5ターボは、セダンとハッチバック(日本のファストバック)それぞれに設定。グレードはどちらも標準グレードとレザーシートなどが加わる上級グレードのプレミアムプラスの2つとなる。
価格は、セダンの標準グレード/2万9900ドル(約316万円)、プレミアムプラス/3万900ドル(約326万円)。
ハッチバックは、標準グレード/3万900ドル(約326万円)、プレミアムプラス/3万3750ドル(約356万円)となっている。
この価格は4WDターボということもあり、2Lターボ(268馬力)搭載のスバル WRX標準系の2万7495~3万2095ドルという価格を意識したもののように感じる。
また、メーカーオプションという形のようだが、マツダ3「2.5ターボ」のハッチバックにはフロントエアダムとリアルーフスポイラーから構成されるエアロパーツ(1075ドル=約11万4000円)が設定される。
これに加えてリアディフューザーとサイドシルエクステンションが加わるプレアムプラスパッケージ(1900ドル=約20万円)という2つのエアロパーツ、18インチのBBS製ホイール(919ドル=約9万7000円)が設定される。
このあたりは日本仕様のマツダ3にもディーラーオプションで装着可能だ。しかし、もしマツダ3「2.5ターボ」ではメーカーオプションというなら、工場出荷の範囲でこういった仕様を造ったということであり、マツダの何らかの変化と言えるのかもしれない。
なお、標準モデルのマツダ3は、2021年モデルで2020年モデルまで2.5L・NAエンジンのみだったのに対し、セダンに2L・NAを加えるなどし、全体的な価格は1000ドル(約10万6000円)ほど値下げされている。
■日本導入は期待薄ながらスポーツモデルとして面白い存在に
マツダ3「2.5ターボ」の日本導入は、スポーツモデル自体がそれほど売れるものではないという事情に加え、日本でのCAFE(企業平均別燃費規制)も考えると、期待薄と思った方がいいだろう。
しかし、マツダの変化など期待も感じられるモデルでもあるだけに、小さな可能性でも日本導入を期待したい。
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