北米スバルが、2020年8月19日に2021年仕様の「フォレスター」を発表。2020年10月に米国市場で発売される予定となっている。
国内でも、現在受注調整に入っているフォレスターだが、その新型が2020年10月22日に登場し、これまでの2.5L NAに替わり新エンジンを搭載するという衝撃の情報を入手した!!
このほかにも、2021年モデルでは最新のアイサイトを、全グレードに標準装備。レーンセンタリングとレーン逸脱防止機能が備わるという情報も出てきているが、新型レヴォーグで搭載された「アイサイトX」の搭載はあるのか?
スバルの屋台骨である人気SUVがどう変わるのか? 注目の最新情報を一挙お届けする。
文/遠藤徹
写真/SUBARU、編集部
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■2.5L NA廃止で1.8Lターボ搭載へ! アイサイトはどうなる!? 注目の新型情報
スバルは10月22日、フォレスターをマイナーチェンジする。今回は現行モデル発売後2年経過での中規模の改良といった位置づけといえる。
最も大きな注目ポイントは従来の2.5L NAを廃止し、新型レヴォーグに搭載している新開発の1.8Lターボを移植する。現行2.5L NAは「ツーリング」「プレミアム」「Xブレイク」の3グレード構成であり、これらとほとんど同じグレードと装備内容で新パワーユニット搭載モデルに置き換えられる見込みだ。
2Lマイルドハイブリッド車のe-BOXERエンジンの「アドバンス」は変更なくほとんどそのままの継続となる。
CVT、フルタイム4WDとの組み合わせには変更ない。新型レヴォーグには新開発の高度運転支援システムである「アイサイトX」装備グレードを設定しているが、今回マイナーチェンジするフォレスターは採用せず、従来型の「アイサイトツーリングアシスト」を継続する。
ドライバーの顔を認識し、安全運転を見守る先進機能である「ドライバーモニタリングシステム」はこれまでe-BOXERエンジン搭載車であるアドバンスのみのメーカーオプション設定だったが、改良バージョンでは1.8Lターボの上級グレードにも拡大採用する見込みである。
現行ラインアップの車両本体価格は2.5L NAが286万~308万円に対して2L e-BOXER搭載のアドバンスは315万7000円と上級の価格設定であるが、1.8Lターボは性能&燃費向上などのコストアップによって、20万円程度の値上げになるため、アドバンスを上回り、最上級グレードに位置づけられることになりそうだ。
内外装、各グレードの装備内容、ボディカラーのラインアップは従来モデルとほぼ同じである。9月末に価格を決めて先行予約の受付をスタートさせる見通しである。
現行フォレスターの発売は2018年6月20日であり、次期型に引き継ぐのは3年後の2023年中盤あたりが有力である。それまではビッグマイナーチェンジ、マイナーチェンジ、一部改良などが毎年行われることになる。フルモデルチェンジする世代交代期にはさらに進化した「アイサイトX」を装備するのは確実である。
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