■新型は引き締め確実! 値引きを期待するなら現行型が吉
現行シリーズは最終モデルの生産枠が定められ、グレード、ボディカラー、メーカー&ディーラーオプションの発注範囲が次第に限定されるようになっている。
2.5L NAエンジン搭載車は生産中止になるとの情報が伝わり、惜しむユーザーが買い求めるケースがつい最近になって多くなっている。ボディカラーは人気の高いクリスタルホワイトパール、アイスシルバーメタリック、クリスタルブラックシリカ、マグマタイトグレーメタリックの生産枠はまだかなり残っているが、ほかは品切れ状態になりつつある。
首都圏にあるスバル店で現行フォレスター「アドバンス2.0L e-BOXER(車両本体価格331万1000円)にパナソニックビルトイン(ナビ、リアカメラ、ETC2.0、ドライブレコーダーがセット)、ベースキット(バイザー/ライナー/スプラッシュ)、ディスプレイコーナーセンサー、カーゴマット、グラスコート、メンテナンスキットなどのオプション&付属品合わせて65万円強をつけて、弾いて貰うと法定、法定外費用を合わせて425万円強と出た。
下取り車なしでの初回値引き提示額は車両本体から20万円、オプション&付属品から定価の15%程度、合わせて30万円強となった。これがマイナーチェンジ車だと全体で10万円程度に引き締められる見込みだから、安く買いたいのなら今がチャンスといえる。
■現場が明かす 10月登場モデルの真相
●証言1:首都圏スバル店営業担当者
フォレスターは10月22日にマイナーチェンジし、従来の2.5L NAに代わり、新型レヴォーグに積んでいる新開発の1.8Lターボ搭載車を設定するとメーカーから連絡が来ているが、それ以上の詳細な商品内容はまだ明らかになっていない。
これまではフルモデルチェンジする新型車の場合、2年経過でのマイナーチェンジでは中規模の変更だから、パワーユニットの乗り換え以外は大幅な手直しはないと予想している。
外観は同じでボディカラーも同様である。新型レヴォーグに新規採用した「アイサイトX」は次のフルモデルチェンジ時に採用されるだろう。新規開発でないと機構上無理だからである。
9月末までには詳細な内容と価格が提示され、先行予約の受付が開始となる見通しだ。この分だけでも納期は年内ぎりぎりか来年に持ち越される可能性がある。
現行モデルはグレード、オプション、ボディカラーに枠が定められ、好みのものが次第に選べなくなっている。ボディカラーはホワイト、シルバー、グレー、ブラックはまだ用意できるが、ほかの色はほとんどない状況にある。
2.5L NAはなくなるので希望するお客さんが増えている。アドバンスを購入するのであれば、安く買える現行モデルのほうが買い得といえる。9月下旬あたりまではほとんど売れ切れてしまう可能性がある。
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