ダッシュボードに物を置く
ダッシュボードに書類やちょっとした荷物などを無造作に置いて運転している人を見かけることは珍しくない。忙しくクルマで走り回っている営業マンなら誰しも経験しているかもしれない。
しかし、この何気ない行為はとても危ないのだ。
例えばダッシュボードにA4サイズの白い紙などを置いた場合、それがフロントウィンドウに映って思いっきり視界の妨げになる。とにかく目障りで、よくこんなんで運転できるなというレベルだ。
慣れているから大丈夫、ちょっとの間だからOKという問題ではなく、十分な視界が確保できなければ事故を誘発する。またダッシュボードに物を置いているときに「衝突してしまったら」と考えたら、それだけでも怖い。
タン革や白系のシートのクルマでも、ダッシュボードは黒などの濃色にしているのは、淡色だとウィンドウにダッシュボードが映りこんでしまうからだ。ダッシュボードに物を置かないというのは常識だ。
サングラスをかけたままトンネル走行
クルマを運転する時にサングラスを愛用している人は多い。直射日光を和らげてくれるので、ストレスなく運転できるのがメリットだ。反射光をカットしてくれる偏光サングラスはドライバーからも人気が高い。
日本は一般道、高速道路ともトンネルが多く、いちいち外すのが面倒ということもありサングラスをかけたままで走行することは日常茶飯事となっている。
レンズの色の薄い偏光サングラスの場合、明るい高速道路のトンネルなら外さずにそのまま運転できるものも数多く市販されている。
しかし、レンズが濃色の場合は、偏光サングラスと言えどもトンネル内では暗くなることもあるので完璧とは言えない。
サングラスには光の透過率というものがあり、ドライビングに適しているのは20~30%のものだと言われている。
それ以下の濃色レンズのサングラスをかけたまま、ちょっと暗くなるだけだから大丈夫と運転していると、無灯火で走っているクルマ、二輪車などに気付かず事故を起こしてしまうことにもなりかねない。
まとめ
ちょっとだけ運転中にスマホを操作する、車載テレビを見る、食事する、なども事故などを誘発する要因となる。運転中に運転以外のことをすると、絶対に運転がおろそかになる。
ちょっとだけだからOK、大丈夫というものの最悪のケースが飲酒だろう。
クルマを運転するうえで、ちょっとだけだからOK、大丈夫、という甘い考えが命取りになることは山のようにある、ということを認識しておきたい。
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