三菱がロシアのイヤーカーに!? 日本未発売の大賞車「L200」とは

■ロシア仕様のL200にトライトンとの違いはある?

桜の木とのツーショットで日本風の雅な雰囲気を出している。しかしロシアは日本と逆の右側通行のため、当然ハンドルは左側となる
桜の木とのツーショットで日本風の雅な雰囲気を出している。しかしロシアは日本と逆の右側通行のため、当然ハンドルは左側となる

 三菱自動車は、ロシアでASX(日本名:RVR)、アウトランダーのガソリン車、エクリプスクロス、パジェロ、パジェロスポーツ、L200というSUV系の6車種を販売している。

 ロシアで販売されるL200は、右側通行のため左ハンドルとなる。

 2.4Lディーゼルターボエンジンは東南アジア圏で販売されるトライトンと共通だが、チューニングは6速ATのみと組み合わされる181馬力仕様(最大トルク43.8kgm)と、それぞれ6速MT/ATと組み合わされる154馬力仕様(最大トルク38.7kgm)の2つがある。

 ボディタイプはダブルキャブのみの設定で、装備品では冬場は寒い国だけに上級グレードではシートヒーターとステアリングヒーターが付き、価格は229万9000ルーブル(約310万円)からとなっている。

■ハイラックスに続け!? 国内導入にも期待

日本ではマイナーなピックアップトラックは隠れた市場であると思うのだが、日本導入を検討してみてもいいのではないだろうか
日本ではマイナーなピックアップトラックは隠れた市場であると思うのだが、日本導入を検討してみてもいいのではないだろうか

 今後、日本でも復調が期待される三菱自動車は、大メーカーではないだけに、他社と同じことをしても販売にはあまり結びつかないだろう。

 それだけにちょっと矛盾するようだが、日本でのハイラックスの意外な人気に便乗する形でもいいから、日本ではまだマニアックな存在であるピックアップトラックのトライトンを導入するのは、(アライアンスを結ぶ日産のナバラとの兼ね合いもあるにせよ)やってみる価値のあるチャレンジなのではないだろうか。

【画像ギャラリー】ロシアカー・オブ・ザ・イヤー ピックアップ部門賞受賞! 日本未発売三菱L200を見る

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