■ハンターカブのスマッシュヒットにはブームの影響も
実績もある。国内で2020年6月に新発売となったCT125・ハンターカブは、年間計画台数8000台を予約段階でオーバー。現在でも納車まで半年以上かかるという一大ブームを巻き起こしている。
「昔聞いたことがある名前」はやっぱり強い。ハンターカブ人気は、おじさんに的を絞る戦略の良き前例となった。
キャンプツーリングなどアウトドアブームという追い風に加え、ホンダ販売店関係者によると2018年7月からAT小型限定自動二輪免許が最短2日間で取得可能と手軽になったこと(クラッチ操作が必要ないカブはAT扱い)が大きい。
しかも発売のタイミングでコロナ禍による10万円の特別定額給付金が支給されたことも後押しになったという。
ダックス125は、オフロード車をイメージさせるアップタイプのマフラーを装着してデビューする模様。大径ホイールの新型ハンターカブがクロスカントリーだとすれば、新型ダックスはSUV的な位置づけとなるだろう。
コロナ禍で安・近・短なレジャーがもてはやされている今日この頃、手軽にアウトドア遊びを楽しめるダックス125も大ヒットモデルとなりそうだ。
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