ミツオカ初のSUV「バディ」 なぜこんなに大人気…!?? アクセス殺到の勝因とは?

売れ筋グレードや人気のボディカラーは?

ステアリングにはトヨタロゴの代わりに「MITSUOKA」のロゴが入る
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現代の国産新型車にはないテイストが、多くのクルマ好きの心をとらえた
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――なるほどそうですか……。残念ですが、まぁ仕方ないですよね。1月14日に公開した本web記事の時に売れ筋のグレードやボディカラー、購買者の年齢層などを聞かせていただきましたが、その後、変化はありましたか?

笠原さん うーん、若干の変化はありましたが、おおむねの傾向は変わっていませんね。購買者様の年齢層は、

1位 30代 32%
2位 40代 27%
3位 50代 20%
4位 20代 14%
5位 60代以上 7%

ということで、20代の若いお客様がその後若干ながら増えた、という感じです。

そして直近のグレード別受注比率は、

1位 ハイブリッドDX 31%
2位 ガソリン20DX 26%
3位 ガソリン20LX 16%
4位 ガソリン20ST 2WD 14%
5位 ガソリン20ST 4WD 6%

 ということで、上級グレードの4WDに人気が集まっている状況は続いています。

 ボディカラーも前回とほぼ同様です。

1位 MJブラックマイカ(標準色) 26%
2位 ノースカロライナブルー/ホワイト(2トーンオプション) 19%
3位 グローブワンホワイトパール(標準色) 14%
4位 ビーチベージュ/ホワイト(2トーンオプション) 10%

というのが直近の数字です。この4色以外のカラーはどれも一桁パーセントですね。

写真はフューリーイエロー/ホワイトの2トーン仕様車
写真はフューリーイエロー/ホワイトの2トーン仕様車

――個人的には「フューリーイエロー/ホワイト」の2トーンオプションを選びたいですが、私の話はどうでもいいとして、「バディ」というクルマはなぜ、こんなにも人気になったと思われますか?

笠原さん 前回のベストカーwebさんの記事では、要約しますと「アメリカンビンテージスタイル系の物を好む人たちは、アメ車にも憧れが強い。しかし往年のアメリカンSUVはボディサイズに加え、故障など不安もつきまとうため、見た目は当時のSUV風だが、中身は最新の国産車であるバディが絶好の存在になった」という旨が書かれていました。

 そこについては本当にそのとおりだと思いますし、そのうえであえて付け加えるとしましたら、この「四角いカタチ」ですよね。

 空力や、それに伴う燃費性能、あるいは安全性等々の理由から、昨今のクルマは『どれも似たように丸みを帯びたフォルム』にならざるを得ません。

 それはそれでもちろんまったく問題のない話なんですが、でも、やはりそういったカタチではどうしても満足できない人、「四角いクルマが好きだ!」という方も必ずいらっしゃるんです。

 バディは、そういった方々の潜在的なニーズを満たす、今の時代には希有な「わくわくドキドキするクルマ」を作ることができたのだと思います。

■ミツオカバディ・ハイブリッド DX 4WD 主要諸元
●全長×全幅×全高:4730×1865×1685mm
●ホイールベース:2690mm
●車両重量:1750kg(4WD、HV車)
●エンジン:2487㏄、直4、178ps/22.5kgm
●フロントモーター:120ps/20.6kgm
●リアモーター:54ps/12.3kgm
●タイヤサイズ:225/60R18
●価格:589万9300円

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