2020年11月26日、富山県富山市にある10番目の日本の自動車メーカー、光岡自動車がトヨタRAV4をベースにモデファイした新型SUV、「バディ」を正式発表した。
すでに2020年10月29日にデザインを初公開し、大反響を巻き起こしている。
光岡自動車は、市販車をベースにオリジナルデザインの架装を施したカスタムカーの開発・製造・販売を行う小さな自動車メーカーだ。
1994年の独自設計のオリジナルスポーツカー「ゼロワン」、2007年にはスーパーカー「大蛇(オロチ)」を発売。
2018年11月には光岡自動車創業50周年を記念して限定200台で販売したマツダロードスターベースの「ロックスター」が記憶に新しい。
さて、東京・麻布台にある「MITSUOKA麻布ショールーム」で行われたバディ発表会の模様と、明らかになった内容をお伝えしていこう。
文/ベストカーweb編集部
写真/平野学 光岡自動車
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CMキャッチコピーは「Buddy さあ いこうぜ相棒」
2020年11月25日、光岡自動車初のSUV、バディの発表会が東京・麻布の「MITSUOKA麻布ショールーム」で行われた。
最初に登壇した光岡自動車代表取締役社長光岡章夫氏はこう述べた。
「私自身も完成車を見るのは、今日が初めてなのですが、もう完全にアメリカンビンテージですね。
1年半前にスケッチブックを見た時には違和感があったんのですが、フロント、サイド、リア、後ろから見たライン、ほんとにアメリカンビンテージですね。心から喜んでいます。今日価格を発表しましたが、安くて売れると思います。
ここで、今後の光岡自動車のビジョンを少しお話ししたいと思います。2年前、オンリーワンの企業を目指すため、50周年を迎えた2年前に全社員を集めて次の50年に向けて誓いました。あと48年あります。なんとか、楽しく、無理しないで、おもしろくいくのが光岡自動車だと思います。
あともうひとつ。私のわがままになるのですが、一番作りたいクルマが新しいオロチです。これはもう計画に入れたいと考えています。
もう1点は新しいゼロワンです。どうしても、光岡らしい商品をここからもっていかなきゃいけないかなと思っています。これは社員にも言っていません。私が勝手に言っていることですが、今後ともよろしくお願い致します」。
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