ハーレーダビッドソンスポーツスター生産終了!? 64年の歴史に幕を下ろし水冷エンジンに舵を切るか

水冷レボリューションマックスの次期スポーツスターはどんなお姿?

 ハーレーのスポーツセグメントは、今後は水冷レボリューションマックスエンジンを搭載したモデルに舵を切ると思われるが、果たしてどんなコンセプトのモデルになるのだろうか。ヒントは、2018年に発表されたコンセプトモデルにあるだろう。

 ハーレーは次世代モデルとして、完全電動のライブワイヤーやレボリューションマックスエンジンを搭載したパンアメリカ、ストリートファイター、カスタムの4機種をコンセプトモデルとして発表。そのうち前2者は発売され、ストリートファイターは見送られたという情報だ。

 残るはカスタムのみで、これの外観はディザー写真のモデルとほぼ一致している。前輪が極太のボバースタイルで、イメージはまさに水冷版フォーティエイト。同車は、2011年のデビュー以来スポーツスターシリーズで鉄板の人気を誇るモデルだけに、次世代のスポーツセグメントとして最初に押さえておきたいスタイルだろう。

2018年6月にハーレーが発表した次世代モデルのうちの一台が「カスタム」。ボバースタイルにローハンドル、フォワードステップの装備はフォーティエイトと一致している
2018年6月にハーレーが発表した次世代モデルのうちの一台が「カスタム」。ボバースタイルにローハンドル、フォワードステップの装備はフォーティエイトと一致している

 2020年代に入ってEVやアドベンチャーモデルをリリースし、今度はスポーツスターシリーズを刷新すると思われるハーレーダビッドソン。新たな方向に突き進むのは、新規ユーザーの獲得が急務となっているからだ。日本で発売されたパンアメリカは、7月時点で130台の受注を獲得し、そのうち半分は新規ユーザーだという。

 スポーツスターに代わると思われる水冷スポーツセグメントのモデルも狙いは同様で、従来のファンに加え新たなファンもターゲットに新たな一歩を踏み出すだろう。

レポリューションマックスを搭載したパンアメリカ1250は意外なほど完成度が高かった。企業としての生き残りも賭けて新たな市場を切り開いていく覚悟が感じられた
レポリューションマックスを搭載したパンアメリカ1250は意外なほど完成度が高かった。企業としての生き残りも賭けて新たな市場を切り開いていく覚悟が感じられた

【画像ギャラリー】これが最後の空冷スポーツスター!? 目に焼き付けたいフォーティエイトの勇姿

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