■「日本に送るコンテナは用意しなくていい」
そうこうしているうち、様々な締め切りがやってくる。海外からの機材運送に始まり(最悪空輸という手もあるけれど開催者が費用負担することになる)、来日者名簿の提出。
さらにオリンピックと同じく入国時のバブル対策の草案提出、エントリーするためチームのためのラリーガイド作り等々。それらが8月中旬以降、進まなくなったらしい。
中止をにおわせる最初の情報は9月4日のこと。前出の関係者から「日本に送るコンテナ作りはしなくていいと言われました」だった。この時点で中止ですね、と認識した次第。
2021年9月10日売り号のベストカーに「今年のラリージャパンは出来ないようだ」という記事を書く。引き延ばしていた多くの準備が時間切れになったということだろう。
今後どうなるか? サンズとWRCプロモーターの契約が2022年までになっているため、来年の開催は問題無いと思われる。またWRCジャパンの日程で同会場で国際格式の『セントラルラリー』を開催する方向で動いているらしい
今シーズンは全日本ラリーも複数開催中止になってしまっている。全日本ラリーが併催される可能性あります。
こうなったら今やれることを皆さんで楽しむしかないと思う。前回のセントラリーの如く、勝田選手が駆るヤリスWRカーなど持ち込んで走ったら大いに盛り上がるだろう。
全日本ラリーと共催になれば60台以上の開催規模だと思う。渋滞のチェックを含め、WRCジャパンの準備にもなる。もちろん私はドライバーとして出場すべく準備します。
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