■追加生産は価格は据え置きで標準車のみ
最後のS660に追加生産されるグレードは特別仕様車やModulo Xは除外され、標準車のαとβとなる。価格は据え置きの232万1000円(α)と203万1700円(β)となる。
トランスミッションはこれまでどおり価格差なく6MTとCVTが選択可能。追加分の総生産台数は650台だが、そのうち50台はWebサイトからの抽選申し込み。残りの600台は商談中に完売して購入ができなかった販売店の顧客が優先となる(当然だ)。
Webページでの申し込みは2021年11月12日(金)~12月5日(日)までだから、絶対に欲しいという人はWeb抽選に申し込んでほしい。また商談中に買えなかった人は早めに販売店に相談してみることをおすすめしたい。
またコンプリートカーのModulo Xについては追加生産がないのだが、Moduloサスペンションなどはホンダアクセスから継続販売がなされており購入ができる。こちらも早めの購入をおすすめしておこう。
最後にこの場を借りてだがS660の追加生産分に関して、やはり投機目的の購入がないことを自動車専門誌としては祈りたい。S660は日本市場専用の手が届く価格帯のミドシップスポーツカー。好きな人に乗ってもらいたい1台だし、転売して利益を得たい人の手に渡るのは是が非でも避けたい。
今回のホンダの粋な追加生産を享受するのはS660を愛する人だけにしてほしいと願うばかりだ……。いざサラバS660!! ホンダさん、またとびきり素敵なスポーツカー出してくださいね!!
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