エスティマEVで復活?? シエンタも新型へ?? 来年の各社攻勢が見えてくる!!!!

エスティマEVで復活?? シエンタも新型へ?? 来年の各社攻勢が見えてくる!!!!

 毎月200店以上の新車ディーラーを回り、「生」の新車情報を届けてくれる流通ジャーナリストの遠藤徹氏。

 今回は、2019年に生産終了となったトヨタ エスティマが2023年に電気自動車で復活? という衝撃的な話題から。

 その他、日産と三菱が共同で開発する軽クラス電気自動車、新型ノア/ヴォクシー、新型エクストレイル、将来の電動化戦略…などなど、来る2023来年の国産メーカーの最新情報を盛りだくさんでお届け!

●主なトピック
・01:ホンダ 一部改良のN-BOXには待望の“アレ”が搭載されましたぞ!!
・02:日産キックス、待望の4WD車を追加へ!!
・03:日産 軽ベースの電気自動車の最新動向
・04:日産アリアは来年後半から本格的な増販攻勢に
・05:日産、次期型エクストレイルは来年5月以降の発売へ
・06:トヨタ エスティマ、2023年にもEVで復活??
・07:ノア/ヴォクシーだけじゃない! トヨタ 来年の新型車はミニバン4車種
・08:マツダの来年の注目車は新型上級SUV!!
・09:今後の小型車以下における電動化の動向は?
・10:終売情報・新型&人気モデルの販売動向など!!


※本稿は2021年11月のものです
文/遠藤徹、予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部ほか
初出:『ベストカー』2021年12月26日号

【画像ギャラリー】2023年各メーカーの「青写真」が見えてくる? 各トピックをギャラリーで時短チェック!!(26枚)画像ギャラリー

■ホンダ編

■01:ホンダ 一部改良のN-BOXには待望の“アレ”が搭載されましたぞ!!

一部改良と同時に、特別仕様車の「STYLE+ BLACK」が追加されたホンダ N-BOX
一部改良と同時に、特別仕様車の「STYLE+ BLACK」が追加されたホンダ N-BOX


 ホンダは12月16日にN-BOXを一部改良、17日より発売を開始しました。今回は内外装のデザインは変更せず、パーキングブレーキを従来の足踏み式から、プッシュボタン式の電子制御方式に切り替えるほか、高速道路での全車速追従機能を追加装備します。

 車両本体は2万円程度の値上げにとどめ、11月上旬から先行予約の受付を開始しています。来年5月までの販売分は、2.5%の低金利残価設定クレジットを設定し、増販攻勢をかける方針です。

 10月はワゴンRやルークスに抜かれて軽自動車のトップセラーの座を降りましたが、今回の改良で来年2月頃から本格的に反転攻勢とする構えです。

■日産編

■02:日産キックス、待望の4WD車を追加へ!!

SUVであることから、4WDの要望が多かったキックス。待望の4WD追加で売り上げアップなるか?(写真は2WDモデル)
SUVであることから、4WDの要望が多かったキックス。待望の4WD追加で売り上げアップなるか?(写真は2WDモデル)

 日産は来年5月にもコンパクトSUVのキックスに4WD車を設定します。現行FF車同様にXタイプのみのラインナップとなる見込みです。

 ノート、ノートオーラと同じFOURの名称となり、FF車に比べて25万円程度の価格アップとなりそうです。

■03:日産 軽自動車ベースの電気自動車の最新動向

日産と三菱が共同開発している軽自動車EVの注目度は高く、すでに販売会社に問い合わせが入っているという(画像はベストカー編集部による予想CG)
日産と三菱が共同開発している軽自動車EVの注目度は高く、すでに販売会社に問い合わせが入っているという(画像はベストカー編集部による予想CG)

 日産は来年3月にも軽自動車ベースの電気自動車を発売する見通しです。

 プラットフォーム、ボディパネルの基本構造は現行ルークスがベースとなります。電気自動車の各ユニットはリーフのスケールダウンメカニズムをベースに開発しています。

 1回の充電で走行可能な航続距離は150~170kmを目指し、200万円程度の設定になる見込みです。

 三菱自動車との共同開発を建前としており、日産、三菱自動車の両ブランドを同時に発売、生産は三菱の水島工場が担当することになります。

■04:日産アリアは来年後半から本格的な増販攻勢に

日産の顔となるアリア。ロングレンジ版の「B9」がラインナップに加わるのは来年後半となる
日産の顔となるアリア。ロングレンジ版の「B9」がラインナップに加わるのは来年後半となる

 日産は新型SUVの電気自動車アリアを来年後半から本格的に増販攻勢をかける方針です。今夏から最近までは特別仕様車のリミテッドをインターネットで発売し、こちらはフル装備モデルのため、価格が高めの設定でした。

 来年から本格的に販売するカタログモデルは傘下の日産販売店によるもので、特別仕様車よりも100万円以上安い価格設定となっています。当初は航続距離の短いB6(400km程度)を発売、後半は航続距離の長いB9(600km)も加わる見込みです。

 リミテッドは6800台の受注を得て、半分以上はB9の希望者となっています。

■05:日産次期型エクストレイルは来年5月以降の発売へ

なかなか日本に導入されない新型エクストレイルだが、新開発の1.5L e-POWERに期待したい(写真は中国仕様のエクストレイル)
なかなか日本に導入されない新型エクストレイルだが、新開発の1.5L e-POWERに期待したい(写真は中国仕様のエクストレイル)

 日産は次期型エクストレイルの発売を来年5月以降にすることで、スケジュール調整をしている模様です。

 メインとなるのは新開発の1.5L e-POWERで、従来の1.2Lから排気量を拡大することで、バッテリーへの発電供給量を増やし、モーターの出力アップや滑らかな走行が見込める狙いがあります。

 エクストレイルは4WD車中心のため、1.5Lのほうがマッチングはいいと言われるだけに期待大です。

次ページは : ■トヨタ編

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