トヨタGR86/スバルBRZがベストカー・オブ・ザ・イヤー2021-2022を受賞!!

■最終選考の結果やいかに!?

【2021-2022BC-COTYイヤーカー選考結果】

10位/メルセデスベンツCクラス(総得点:25点、得票率:5.5%)

さらに上級移行となって登場した新型メルセデスベンツCクラス。日本では600万円以上の高価格帯に!
さらに上級移行となって登場した新型メルセデスベンツCクラス。日本では600万円以上の高価格帯に!

9位/VWゴルフ(総得点:40点、得票率:8.8%)

第8世代となったVWゴルフ。1Lと1.5Lのマイルドハイブリッド車を設定し、スポーツモデルの2Lターボ、GTIも健在!!
第8世代となったVWゴルフ。1Lと1.5Lのマイルドハイブリッド車を設定し、スポーツモデルの2Lターボ、GTIも健在!!

8位/BMWM3/M4(総得点:50点、得票率:11.1%)

ベースモデルで480psを発生する直6、3LDOHCターボを搭載するFRスポーツ、BMW M4。コンペティションは510ps仕様となる
ベースモデルで480psを発生する直6、3LDOHCターボを搭載するFRスポーツ、BMW M4。コンペティションは510ps仕様となる

7位/トヨタMIRAI(総得点:50点、得票率:11.1%)

2代目となり、新たにラグジュアリーサルーンとして生まれ変わったMIRAI。ベースは現行型クラウンとなる
2代目となり、新たにラグジュアリーサルーンとして生まれ変わったMIRAI。ベースは現行型クラウンとなる

6位/日産GT-R2022年モデル(総得点:54点、得票率:12.0%)

最終型となるGT-R2022年モデル。T-SPECは2モデル合計で100台の限定販売だった
最終型となるGT-R2022年モデル。T-SPECは2モデル合計で100台の限定販売だった

5位/トヨタランドクルーザー300(総得点:62点、得票率:13.7%)

納車待ちが4年以上となっているランクル300。伝統のモデルに今回からGR SPORTグレードも新たに設定されている
納車待ちが4年以上となっているランクル300。伝統のモデルに今回からGR SPORTグレードも新たに設定されている

4位/日産ノート/ノートオーラ/ノートオーラNISMO/ノートAUTECHクロスオーバー(総得点:73点、得票率:16.2%)

ノートの上級仕様となるノートオーラ。そのスポーツモデルが写真のノートオーラNISMOだ
ノートの上級仕様となるノートオーラ。そのスポーツモデルが写真のノートオーラNISMOだ

3位/三菱アウトランダーPHEV(総得点:86点、得票率:19.1%)

三菱がランエボやパジェロで培ってきた伝統の4WDシステムに先進的なPHEVを組み合わせ、渾身のFMCで登場した新型アウトランダーPHEV
三菱がランエボやパジェロで培ってきた伝統の4WDシステムに先進的なPHEVを組み合わせ、渾身のFMCで登場した新型アウトランダーPHEV

2位/シボレーコルベット(総得点:94点、得票率:20.8%)

従来までのFRから歴代で初めてMRに駆動方式を変更したアメリカンスポーツの雄、シボレーコルベット
従来までのFRから歴代で初めてMRに駆動方式を変更したアメリカンスポーツの雄、シボレーコルベット

1位/トヨタGR86/スバルBRZ(総得点:177点、得票率:39.3%)

エンジンを初代の2LDOHCから新たに2.4LDOHCに排気量をアップし、2代目に切り替わった新型GR86/BRZ。その走りはさらなる進化を果たした!
エンジンを初代の2LDOHCから新たに2.4LDOHCに排気量をアップし、2代目に切り替わった新型GR86/BRZ。その走りはさらなる進化を果たした!

 という選考結果となり、2021-2022BC-COTYのイヤーカーはトヨタGR86/スバルBRZに決定!! 本家COTYのイヤーカーに輝いたノート/ノートオーラ/ノートオーラNISMO/ノートAUTECHクロスオーバーを下しての快挙だ。前々回のGRスープラ、前回のGRヤリスに続き、GRの名を冠したモデルが3年連続でイヤーカーに輝いたことになった。

 これはスポーツ受難時代でカーボンニュートラルに向けてまっしぐらの現在も古典的なFRスポーツの2代目を登場させたことが、クルマ好きの揃っているベストカーClub員の心をガッチリつかんだ何よりの証拠だろう。

 また、歴代で初めて駆動方式をFRからMRに変更し、新世代のアメリカンスポーツとして登場したコルベットもやはりベストカーClub員からの高評価を得ることになった。

 さらに、三菱らしい先進的な4WDシステムとPHEVを組み合わせたアウトランダーPHEVも3位に入っている。

 ベストカーClub員は、単なるスポーツカー、走り好きではなく、クルマ界をトータルして見る目を持っていることの証明と言えるだろう。

 Club員各自の選考理由は性能重視、存在意義、自分で実際に買うことを考えての評価、将来性、先進性などなど多岐にわたるが、当然選ぶ人によって違ってくる。そこが、この手の選考の面白いところでもあると考える。

 最後に2名のベストカーClub員に今回の選考理由について聞いてみた。

■工藤愼一さん

 アウトランダーPHEV(10点)は電源として使える。逆にノート(0点)は使えないから対象外に。ミライ(3点)も電源として使えるけど、水素は災害時に使えるか不安なので点数は低くなった。ほかは最後の純ガソリン車として新規プラットフォームのコルベット(9点)を高く評価し、小型FRの86(2点)は点数低いけど入れました。GT-R(1点)も点数低いけど消滅防止のため点数を付けました。

■おかしらさん

日産ノート/ノートオーラ/ノートオーラNISMO/ノートAUTECHクロスオーバー(10点)、トヨタGR86/スバルBRZ(5点)、日産GT-R2022年モデル(5点)、三菱アウトランダーPHEV(2点)、トヨタMIRAI(1点)、シボレーコルベット(1点)

 自分の経済力で買えるクルマを一番にして、一度は所有して乗り回したいクルマを二番に、最新のデバイスを装備しているクルマなどを考慮して選びました。

次ページは : ■新たに「Club員が買いたいクルマ」にはノートシリーズを選出!

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