新古車を手に入れやすい時期は? 車種は?
新車同然のクルマとして人気の高い新古車。ただし、いつでも在庫があるわけではない。さらに、選べる新古車の種類が多いほうが嬉しい。では、いつなら新古車が購入しやすく、どんな車種を検討すれば選択肢が広がるのだろうか?
■手に入れやすい時期
新古車の購入に適した時期としては、決算期を過ぎた4月または10月が挙げられる。ディーラーや自動車販売店が、決算期に売れ残った新車をノルマ達成するために買い取って在庫とし、それらを新古車として売りに出す時期だからだ。
ボーナス商戦の時期でもある7月と12月もディーラーが新車購入のキャンペーンなど活発に企画し、売り上げを伸ばそうとする傾向にあるため、新古車を見つけるのにお薦めの時期だ。
■モデルチェンジする車種を狙え!
クルマのモデルチェンジは一般的に2〜3年。ディーラーとしては新モデルが販売される前に旧型モデルの在庫をなくしたいと思っている。ここが狙い目。
処分しきれない旧型モデルを新古車として売りに出すこともあるので気に入った車種がモデルチェンジするようなら、その少し前の時期を狙ってみるのがお薦め。上級グレードのクルマが安く手に入るかもしれない!
損をしないための新古車の選び方
ここまでの解説だとお得な感じしかしない新古車だが、さらなるチェックは必要。では、ここからは新古車を探す際の注意点を解説しよう。
■走行距離のチェックを忘れずに!
新古車の一般的な走行距離は数㎞~数十㎞程度。しかしなかには数万㎞~数十万㎞のように長くなっているものもあるので要チェック。走行距離が多い場合は試乗車だったのかもしれないので、必ず確認しよう。
ただし、走行距離が多ければそれだけ価値は下がるので、逆に交渉をすると値引きをしてもらえる可能性大。損をしないためにも走行距離は必ず確認を。
■手放すことも考えれば人気車種を選びたいが……
クルマは車種やグレード、カラーによって需要に差が出る。売ることは考えず乗り潰すぞ! と思ってる人には関係ないだろうが、将来売ることも視野に入れて新古車を選んでる人はリセールバリューが高い車種を選ぶことをお薦めする。
ただし、「リセールバリューが高い車種=人気がある」なので競争率は高く、見つけるのも大変で、しかも購入の際の値引きは期待できない。
まとめ
競争率の高い新古車市場。そのなかでも保証面でも安心なディーラーの新古車情報はネットやチラシではほとんど出回らない。より確実にディーラーから新古車を購入したいと思っている人は、定期的にディーラーに出向いて情報収集するなどが必要となる。また、ディーラーとの良好な関係性を築くことも、条件の良い新古車を手に入れるコツと言える。
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