地震発生!! もし運転中だったらどう対処する?


■震災時に最も危ない道路はどこなのか?

首都高速道路の老朽化は、大変深刻な状態で、完成時から50年以上の時が経過している区間があるのはご存じだろう。

すでに首都圏の大動脈となっているために、簡単に架け替えるわけにもいかず、すべて完了するのは2026年となっている。1962年に造られた古い区間が震度6強〜7の地震に耐えられるわけもなく、それまで発生しないことを祈るばかりだ。

また東名や中央高速、関越自動車道などの主要高速道路の耐震性も心もとない。住宅などと異なり、高速道路はさまざまな地盤を通り抜けるため、盛土などが行われている場所では崩落などの可能性があり、絶対に安全な場所はどこにもない。

それよりも気をつけるべきなのはトンネルや橋脚(首都高のレインボーブリッジなどを含む)に差しかかった時。

揺れを感じたなら可能な限りトンネル内や橋脚上にとどまらないように停止すべきだ。

東日本大震災の時には横浜ベイブリッジから振り落とされんばかりの揺れの映像が残されているが、トンネルや橋には相応のリスクが存在することを忘れてはいけない。

またあらゆる構造物は大きな地震が発生して一定の応力がかかった後は、耐震性能が著しく低下する場合があり、新たに耐震工事が行われないと、同様の地震発生時に被害が大きくなることも覚えておく必要がある。