■早ければ秋の臨時国会で!?
現在、政府与党はサマータイム導入の検討に入っており、安倍総理(党総裁)の指示を受けて、早ければ2018年秋の臨時国会に関連法案を提出し、2019年の試験実施を目指している。
安倍総理は「内閣として考えるが、党で先行して議論してほしい」と前向きな姿勢を示しており、自民党は岸田文雄政調会長を中心として、検討の枠組みをお盆前に発足させることを目指している(自民党内に特命委員会を設置する案や、超党派議員連盟の設立案が想定)。
いっぽうで菅義偉官房長官は8月7日の記者会見で「国民の日常生活に影響が生じるものであり、大会までの期間があと2年と限られている」と、消極的な姿勢も示している。
専門家から強い警鐘が鳴らされたサマータイム導入、政府が踏むのはブレーキか、アクセルか。今後の動向に注目したい。
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