無人運転トラックを10年以内に商用化! ダイムラーが自動運転技術の開発を加速

無人運転トラックを10年以内に商用化! ダイムラーが自動運転技術の開発を加速

 ダイムラートラックは商用車の開発では世界をリードするグループで、2018年発表のメルセデス・ベンツ「アクトロス」新型車は、世界初のSAEレベル2自動運転機能を搭載する量産型大型トラックとなった。

 ダイムラーは3年前に米国のテクノロジー企業、トルク・ロボティクスを買収し、SAEレベル4の完全自動運転に向けた開発と実験を続けているが、この度、トルクとダイムラー、そして物流企業などからなる「自動運転アドバイザリー協議会」の設立が発表された。

 実際の物流現場に即した自動運転技術の開発に加えて、実験範囲を高速道路の外にまで拡大した。貨物輸送のファースト/ラスト・マイルのみを人間が担い、それ以外を自動運転が担うというシナリオを想定する。

 ダイムラートラックは「事故のないドライビング」というビジョンの実現に向けて、レベル4自動運転トラックを10年以内に商用化することを目指している。

文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/Daimler Truck & Torc Robotics

【画像ギャラリー】フレイトライナー「カスケイディア」ベースの自動運転トラック(4枚)画像ギャラリー

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