趣味目的で自分だけのオリジナルアイテム制作を考えている方も多いだろう。現在では昔とは違いオンラインでデータを流せば少ロットで作ってくれるところは多い。それでもあえて自分のこだわりで、店舗に出向いてプロのアドバイスを受けながら作ってみたので、バス趣味に限らず「自己満足」の参考にしていただきたい。
文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
【画像ギャラリー】自己満足で何が悪い!自分だけのオリジナルアイテム制作の工房を全公開(13枚)画像ギャラリー考えるまでが楽しい!
バスマガジンなので、バス趣味限定のような形で書くが、オリジナルアイテムにプリントする写真なりテキストなりのデータは何でもよい。猫でも航空機でも鉄道でも風景でも人物でもだ。
こだわりの趣味アイテム制作は考えるまでが一番楽しい時ではないだろうか。自分なりにしても失敗は許されないし、イメージと違うものであれば大問題だ。
そこで全部オンラインで済ませるのではなく、店舗でプロのアドバイスをもらいながら自分のデータを配置していくことで満足できるアイテム制作をしてみた。
そこで渋谷センター街付近にあるプラスワンインターナショナルが運営する「プリントーン」を取材した。同社ではオンラインで完結できる製品も1個から注文可能だが、店舗ではその場で作ってくれるのがウリのひとつだ。
店舗で作れるのはTシャツやバッグやマグカップ等あるが、最も注文が多いのはやはりTシャツのようだ。棚に置いてある多くのTシャツからサイズや色を選択する。この段階でプリントするデータを示して相談すればいいだろう。
記者は普段着用するTシャツにバスの写真をデカデカとプリントするのではなく、胸の部分に国鉄バスの車両称号(車番や局番に相当する国鉄バスの車両番号)を入れることにした。
これならば数少ないバスヲタにしか分からず、自己満足に浸れるからだ。ここは個人の好みの問題なので好きなようにデザインすればよい。こだわりとわがままを聞いて相談に乗ってくれるプロスタッフは心強い。
こだわりはフォント!
国鉄バスの車両称号を入れるにしても店舗のコンピューターに入っているフォントを使えばTシャツ代金と文字入れ料金で済むが、そこはフォントまでこだわりたい。
残念ながら国鉄フォントは現在のところ商業ライセンスを提供していないので、よく似た国鉄フォントと称するフリーフォントを自分のPCにインストールして「画像」として出力して用意しておいた。
入れる称号は「744-9901」にした。この画像をスタッフに渡してPC上で位置や大きさを決める。デザイン上のアドバイスはしてもらえるので参考にしながら決める。
同時に自分で撮影したバスの写真をバッグとマグカップにプリントすることにした。これもTシャツと同様に画像データをスタッフに渡して画面上でイメージを見ながら決定していく。
なお、画像データはスマホからワイヤレスで渡してもよいし、USBメモリーに入れておいてその場で渡してもよい。
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