どうせならベンツかBMW!? それともマツダ!? 中古でディーゼルセダン最強決戦


■ドライバビリティを考えると320dが優位!?

マツダのスカイアクティブDは驚くほどの低圧縮比を実現し、尿素水等を使うことなく優れた走りを実現したところがたいしたもの。

それは中古車で狙う改良前の従来モデルでも同じ。ただし、最高出力190ps/4500rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/2000rpmになった最新モデルを知ってしまうと、見劣りするのは否めないというのが正直なところ。

それぐらい改良後の最新モデルはよくできているとご理解いただきたい。むろん従来モデルでも、スカイアクティブDのよさはそれなりに味わえるのでビミョーなところ。

どうしてもひっかかる人は、思い切って最新モデルの新車を買うか、中古車が出てくるのを待ったほうがよい、と思うほどだ。

いっぽう、Cクラスはマイナーチェンジ後のモデルには未試乗なのだが、これまた大幅に進化していることは間違いない。

エンジンも新しくなることだし、Eクラスで最新の2リッターディーゼルを味わった印象からすると、これまた差は小さくない。

ディーゼルらしい力感はあるが、ディーゼル特有の音や振動もまたけっこう大きめで、あまり洗練度は高くない。

ベストバイは性能を考えると320dになる。実はこのクラスのディーゼルセダン選びはとても奥が深い。悩みはじめると各社一長一短もあり、そこがまた楽しい部分か

そんな2台に対し、320dは現役のエンジンが搭載されているのが強み。このパワートレインも、低回転域でわずかにディーゼルを感じさせるが、そこを過ぎるとガソリンと遜色ないほど低振動で静粛性が高い。

そして何より低回転から力強いトルクを、レスポンスよくリニアに生み出すエンジンフィールが素晴らしい。

モデル末期につき、そう遠くないうちに現役モデルでなくなってしまうことを許せるなら(どうせ中古車はそういうものだし……)、この中では本記事掲載時点におけるベストチョイスは320dではないかと思う。

【各車(2WDモデル)主要諸元】

[アテンザ XD L パッケージ 2017年モデル]
・サイズ(全長×全幅×全高mm)=4865×1840×1450
・車重:1540kg
・新車時価格:377万5000円

[BMW320d 2017年モデル]
・サイズ(全長×全幅×全高mm)=4645x1800x1440
・車重:1570kg
・新車時価格:532万円

[ベンツC220d 2016年モデル]
・サイズ(全長×全幅×全高mm)=4690x1810x1440
・車重:1650kg
・新車時価格:559万円

 

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