■軽自動車販売でスズキがダイハツを急速に追い上げ!
2018年の軽自動車販売で異変が起きようとしています。軽販売で2位のスズキがトップのダイハツを急速に追い上げているのです。
1~8月の販売累計では、ダイハツが41万1417台、前年同期比0.2%増なのに対して、スズキは39万6224台、3.9%増でその差は1万5193台に迫っています。
スズキは2017年、2月のワゴンRに次いで12月にはスペーシアと相次いで主軸車種をフルモデルチェンジし、そして今年7月にはジムニーを20年ぶりに一新してヒットさせています。
これに対してダイハツは2017年5月にミライースを世代交代し、今年6月に新規モデルのミラトコットを投入しましたが、スズキに比べると戦略度は低いので明暗を分けているといえます。
この結果、5、6、8月の3カ月にスズキが首位を奪還しました。今後、ヒットモデルのジムニーの増産で供給が間に合えば、スズキの追い上げはさらに激しさを増す可能性があります。
■増産でジムニーの納期が半年に短縮。シエラは1年以上
首都圏のスズキ販売店筋によると7月5日にフルモデルチェンジしたジムニー/ジムニーシエラは当初、納期が1年以上待ちといわれていましたが、9月中旬現在では軽自動車のジムニーが半年待ちと半分に短縮しているといいます。しかし、ジムニーシエラは引き続き1年以上待たされる状況で変わりません。
メーカーのスズキは当初、年間販売計画をジムニー1万5000台(月平均1250台)、ジムニーシエラを1200台(同100台)と設定し、生産計画を組んでいました。
ところが1カ月後の受注台数はジムニー1万5000台、ジムニーシエラ5000台、合わせて2万台となり、納期が読めないほど長期化したため、残業や休日出勤によって月産ジムニー2500台、ジムニーシエラを500台、合わせて3000台の増産体制としました。
これによって多少納期が早まりましたが、シエラだけは依然長期化が継続しています。なお、こうした状況はもうしばらく続きそうな情勢となっています。
■先代型リーフの中古車の売れゆきが好調?
日産販売店筋によると、ここにきて先代型リーフの中古車の売れゆきが好調だといいます。
2017年10月にフルモデルチェンジし現行モデルが登場しましたが、その代替えによって先代モデルの中古車が大量に発生し、中古車価格が大幅に下がったことで売れゆきがアップしたようです。
中古車価格は4~5年落ちだと50万~60万円と、新車時の280万~400万円に比べて6分の1以下に下がっていることで買い得感があり、ニーズが高まっている模様です。
中古車はバッテリーの劣化で充電後の走行距離が100㎞以下と下がっているのですが、近所へ買い物などに出かけるには充分というユーザーが購入するということです。
また、バッテリーを交換すると80万円かかりますが、それでも新車の3分の1程度の価格のため、その格安さと利便性を理由に購入するユーザーも多くいるようです。
日産販売店筋によると、ここにきて先代型リーフの中古車の売れゆきが好調だといいます。2017年9月にフルモデルチェンジし、現行モデルが登場しましたが、その代替えによって先代モデルの中古車が大量に発生し、中古車価格が大幅に下がったことで売れゆきがアップしたようです。
中古車価格は4~5年落ちだと50万~60万円と、新車時の280万~400万円に比べて6分の1以下に下がっていることで買い得感があり、ニーズが高まっている模様です。
中古車はバッテリーの劣化で充電後の走行距離が100㎞以下と下がっているのですが、近所へ買い物などに出かけるには充分というユーザーが購入するということです。
また、バッテリーを交換すると80万円かかりますが、それでも新車の3分の1程度の価格のため、その格安さと利便性を理由に購入するユーザーも多くいるようです。
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