■バッテリーリユース技術をスズキが開発
スズキは市場から回収した使用ずみの小型リチウムイオン電池を再利用する技術を開発したと発表しました。
残量があるものを集めて、街灯用として再利用するというもので、バッテリーの廃棄問題に一石投じる技術ですね。
【片岡氏のコメント】
スズキに限らず、自動車メーカーは自動車のリサイクル事業を拡大するとともにリチウムイオン電池のリユース技術の開発に積極的な取り組みを見せている。
廃車になったハイブリッド車やBEVに積まれているリチウムイオン電池のリサイクルとリユースは今後の課題だから、スズキのニュースはうれしいね。
スズキは約20cm四方の使用ずみの小型リチウムイオン電池を10個まとめ、ソーラー街灯用の電源に再利用したのである。
使用ずみ電池の劣化を考慮して10個としたが、雨続きで太陽が出ないなど、日照量がなくても満充電から5日程度は稼働するそうだ。
このソーラー街灯はスズキの本社の敷地と近くの駐車場に設置され、耐久性や点灯性能などの検証を進めている。このリユース、うまく事業化できれば、その先の展開だって見えてくるよね。
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