2022年9月20日、BMWの日本法人は、「BMW3シリーズ」のセダンとツーリングをマイナーチェンジし、同日日本国内のBMW正規ディーラーにて販売を開始すると発表した。
本稿では、今回発表されたBMW3シリーズのマイナーチェンジを詳しく紹介する。どのような進化を遂げたのだろうか?
文/ベストカーWeb編集部、写真/BMW
【画像ギャラリー】モダンに生まれ変わったBMW3シリーズセダン&ツーリングの内外装をチェックする(68枚)画像ギャラリーBMW3シリーズ スタイリッシュに変身!!
現行型(7代目)のBMW3シリーズは、2018年10月、パリモーターショーにてワールドプレミアされた。日本では2019年1月に正式発表され、同年3月に販売開始されている。なお、2021年国内年間販売台数は、8663台(3位)だった。なお、2022年上半期においては2528台(9位)という結果となった。
今回のBMW3シリーズセダンとツーリングの変更内容は以下のとおり。
まずはエクステリアデザインの変更点から。デイタイム・ランニング・ライト機能を有する最新LEDヘッドライトを採用。
また、BMW伝統のキドニーグリルはフロント・エプロンのワイド化によりパワフルなデザインとなった。リア・コンビネーション・ライトを従来型よりも細く水平なラインとし、テール・パイプ径を90mm、また100mmに変更した。
インテリアにおいては、12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させた最新BMWカーブド・ディスプレイを採用。今回のマイナーチェンジにて、トランスミッションのシフトレバーを廃止し、全モデルにパドル・シフトを標準装備させた。BMW特有のiDriveコントローラー回りがすっきりとした印象になった。
さらに、「OK、BMW」と話しかけることで車両操作、目的地設定等が可能。Apple CarPlayへの対応、スマートフォンにて事前に検索した目的地を車両に送信するなど、利便性が大幅に高められている。
そして、運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能(自動運転レベル2)」が標準搭載された。高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与し、一定の条件下においてステアリングから手を離し走行が可能となっている。
BMW3シリーズは、1975年に初代モデルが登場して以来、40年以上にわたって販売し続けており、世界販売累計台数1500万台以上を達成した。このシリーズのかつての日本国内におけるライバル車といえば、マークX(2019年生産終了)やスカイラインなどといった国産FRセダンだった。
いまや国産セダンは衰退し続けており、メルセデスベンツCクラスと肩を並べる巨頭となった。このシリーズのマイナーチェンジでさらに飛躍していくことだろう。
コメント
コメントの使い方いくらなんでもデカすぎるw
もはや3シリは対象外