オート三輪を思い出す!? ルノー・トラックスが多用途の電動三輪トラックの製造を開始

オート三輪を思い出す!? ルノー・トラックスが多用途の電動三輪トラックの製造を開始

 昭和の昔、日本では「オート三輪」と呼ばれる三輪トラックが、その機動力を生かして独自の発展を遂げていた。しかし四輪トラックの普及(特に「軽トラ」の登場)により次第に姿を消して行き、今では博物館で見るのみだ。

 そんな中、フランスのトラックメーカー、ルノー・トラックスがオート三輪を髣髴とさせるような電動三輪トラック(カーゴバイク)の製造を始めたという。車両を開発しているのは新興企業のクルースター社だが、ルノーの工場で製造し、ルノーのネットワークで販売する。

 19世紀創業の老舗メーカーと、21世紀創業のスタートアップが、商用輸送の脱炭素化というミッションのために提携する。この協業によりルノー・トラックスの電動車両にラストマイル輸送用のソリューションが追加され、車両総重量で言うと650kgから44トンという広範なポートフォリオが完成した。

文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/Renault Trucks・ Kleuster・犬塚製作所

【画像ギャラリー】電動三輪カーゴバイク・フリーゴンと戦前のオート三輪の画像(3枚)画像ギャラリー

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

2026年に登場するクルマたち!「レストモッド」の世界へようこそ『ベストカー1.26号発売!』

2026年に登場するクルマたち!「レストモッド」の世界へようこそ『ベストカー1.26号発売!』

ベストカー1.26号 価格650円 (税込み)  カレンダーも残りあとわずか。今号が202…