マツダの年間利益を半年で稼ぐBYDの脅威 中国の新型EVが航続1000km達成? 世界で起きてるクルマ界最新技術ニュース

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●日野自動車の不正が思わぬところにも波紋を広げている。消防車やゴミ収集車といった特装車が作れなくなっているのだ。

 例えば消防車の架装を手がけるモリタ。国内の消防車の約6割を手掛けるという大手だが、消防車のベースとなる車台の大半に日野自動車製を使っていたため、架装が行えなくなっているという。

 日野自動車は一部のトラック・バス用エンジンの出荷再開が認められたが、フル稼働は来年夏以降となりそう。自治体の消防活動などに、影響が出ないことを願いたい。

●世界各地で異常気象が報告されているが、米カリフォルニア州ではひどい熱波が街を襲った。州政府はエアコンの使用による電力のひっ迫に備えて警報を出したが、そのとばっちりを受けたのが電気自動車。なんと充電を控えるよう要請が出たのだ。

 とはいえ要請は電力消費のピークとなる午後4~9時の充電に限ったもの。アメリカでも多くの人は夜間に充電するから大きな影響は出なかった。日本でも同様の事態は起きそうだから、EVユーザーは学んでおくべきかも。

●ルノーがEV部門を分社化するというニュースは過去にも紹介したが、どうやらエンジン部門の身売りも進めているらしい。

 その引き受け先として名前が挙がっているのが、上でも紹介した吉利。株式の4割程度を引き受けて、電動化の遅れた地域にエンジン売り込みを狙うようだ。吉利はベンツの大株主だが、ルノーとの結びつきも深まりそうだ。

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