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日本の乗用車市場に参入した中国BYD。2022年1~6月の売上高が前年同期比65.7%増の1506億700万元(約3兆800億円)、純利益同206.35%増の35億9500万元(約736億円)に達した。この数字はマツダの2022年度通期の決算(売上高3兆1203億円、純利益816億円)に近い。BYDは世界最大の自動車金型企業オギハラの館林工場を買収し車体品質を高めた(写真は同社ホームページより)
2022年4月にメルセデス・ベンツのコンセプトカー「EQXX」が無充電で1050kmを走破したが、量産では実現が難しい。そんななか、浙江吉利控股集団の高級ブランド「Zeekr(ジーカー)」のニューモデル「009」(写真)が「航続距離1000kmを達成するか?」と中国メディアが報じている。テスラの最新電池「4680」を上回るエネルギー効率を誇るCATLの最新電池「麒麟」がそれを可能にするという
日野自動車の不正が影響し、消防車などの特装車が作れなくなっている。消防車の架装を手がけるモリタは国内の消防車の約6割を手掛ける大手だが、ベースとなる車台の大半に日野自動車製を使っていたため、架装が行えなくなっているという。日野自動車は一部のトラック・バス用エンジンの出荷再開が認められたが、フル稼働は2023年夏以降となりそう ※画像はイメージです(moonrise@AdobeStock)
アメリカ・カリフォルニア州を熱波が襲い、州政府はエアコンの使用による電力のひっ迫に備えて警報を発令。その中で「EVの充電を控えるように」と要請が出た。とはいえ要請は電力消費のピークとなる午後4~9時の充電に限ったもの。アメリカでも多くの人は夜間に充電するから大きな影響は出なかった。同様の事態は日本で起きてもおかしくはない。EVユーザーは頭に入れておこう
以前も紹介した「ルノーがEV部門を分社化する」というニュース。どうやらエンジン部門の身売りも進めているらしい。その引き受け先として名前が挙がっているのが、先の航続距離1000kmのEV誕生を目指す吉利。株式の4割程度を引き受けるもよう。ベンツの大株主でもある吉利だが、ルノーとの結びつきも深まりそうだ