なんとかならんか!!! 日本だけなのか!? 日本のナンバープレートはなぜカッコ悪いままなのか?


■中国のナンバープレートは?

中国・北京市のナンバープレート(サイズは横44.1cm×縦14.1cm) 。青色が一般的な車両で、黄色はトラックやバスなどの大型車両、黒色は外資系企業、外交官など外国人が所有する車両、白色は軍隊・警察車両、裁判所や検察所の車両と分けられている

編集部 じゃ中国はどうなんですか。いまや中国が世界最大の自動車市場じゃないですか。

清水 中国のナンバープレートは、漢字、アルファベット、数字の合計7ケタで、1:3の横長タイプ。ちょうどアメリカとヨーロッパの中間的なタテヨコ比になっている。

編集部 日本のよりは、まだ中国タイプのほうがいいですね。悔しいなぁ。なんとかなりませんかね?

■日本でも議論されたが横長ナンバーはボツになった!

ニュルを走るドイツのナンバープレートがついたGT-R。やっぱりカッコいい

実は日本でも数年前、ナンバープレートのサイズ変更が議論されていた。

2011年10月、国交省は「ナンバープレートのあり方に関する懇談会」を立ち上げ、そのなかで、「グローバルな動きを踏まえると、ナンバープレートの形状を横長化していく方が、我が国の国際戦略上も有利なのではないか」ということが、議題のひとつとされた。

そのほか、ナンバープレートが抱えるさまざまな課題(ご当地ナンバーや希望ナンバー、アルファベットの導入など)について、パブリックコメントが集められたが、754件のうち、ナンバープレートの形状(横長化の是非)に関するものが半数以上を占め、関心の高さを伺わせた。

わざわざ国交省に意見を送るくらいの人は、ご当地ナンバーや希望ナンバーなどよりも、形状のほうに断然興味があったということだろう。

ただし結果は、横長化に賛成が189件、反対が208件。僅差で反対が上回った。

この結果を受けて、懇談会は2012年7月、このように結論した。

「自動車ユーザーからは、『我が国のナンバープレートも海外のような横長にした方がスタイリッシュであり、望ましい』というような声も少なからず出てきているところであるが、仮に、ナンバープレートの形状を見直すこととした場合、既存車両の改修、駐車場管理などで活用されているナンバープレート読取システムの改修など、 いわば社会的コストの発生が見込まれることから、慎重な立場をとる関係者も少なくない。

また、ナンバープレートの形状の見直しに関しては、さまざまな意見があるが、社会に深く浸透したナンバープレートの形状を見直すことに抵抗感を感じる国民も少なくないなか、現時点では、ナンバープレートの形状を実際に見直すだけの正当性やメリットを十分には説明できていないことも事実である。

こうした現状を踏まえ、ナンバープレートの形状の見直しについては、社会的コストはもとより、視認性等を踏まえた見直しの是非について、引き続き検討していくこととすべきである」(『ナンバープレートのあり方の方向性 最終とりまとめ』より)

「引き続き検討」ということで、横長化は見送られてしまったのだ!

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