マツダボンゴが20年も生き残っているワケ なんとまだ新車で買える⁉︎


■数年後、ボンゴはなくなる運命!?

ボンゴの冷凍車たち。愛され続けているようだ

ボンゴが20年も生き続けてこれたのはやはり使っているオーナーの愛によるものなのは間違いない。

しかし、現実の商用バンの市場はいまやトヨタと日産の占有状態といえる。販売店の営業力が物を言う世界であり、ユーザーの立場からすればコストは抑えたいし、売る側も事情は同じだ。

2000年代には生産コストを抑えるために、トヨタは2008年からタウンエース/ライトエースをタイ工場で生産して日本への輸入を開始、現在はダイハツのインドネシア工場で生産している。

2015年にボンゴのOEM供給を終了した日産はNV200バネットを日産車体湘南工場をはじめとして、スペインなど世界5ヵ所で生産する“グローバルモデル”に変更した。同じく三菱のデリカバンもボンゴのOEM供給車だったが2011年に終了、現在はNV200を日産から供給を受けている。

マツダは2012年に2010年代後半には衝突安全性への対応などによって商用車の生産から撤退する意向を明らかにしており、いずれは廃止の対象となることは目に見えている。

周知の通り、2017年にトヨタとマツダは業務資本提携を結び、米国での完成車の生産合弁会社の設立や、電気自動車の共同技術開発やいわゆるコネクテッド・ADASなどの先進技術での協業を発表しているが、2018年6月から商用2ボックスバンのOE供給を日産からトヨタに変更、プロボックスをファミリアバンとして販売することになった。

こうなると、ボンゴもタウンエース/ライトエースへの切替が実施されるのではとの憶測が流れるのも無理はない。マツダが自社生産にこだわってきたのは、企業側のノスタルジーばかりではなく、急激に販売が増加するわけではない商用バンの需要が、数は限られているにしろ確実にあったからに他ならない。コストや生産の効率化ばかりを考慮して、車種整理を容赦なく実行するようなメーカーとは“立ち位置”が違うと思いたい。

以下の長寿車の運命はいかに? ボンゴ同様、欲しい人は早く購入したほうがいいだろう。

■そのほかの10年以上販売している主なクルマ
パジェロ 2006年10月
ランドクルーザー200 2007年9月
エスティマ 2006年1月
プレミオ/アリオン 2007年6月
GT-R 2007年10月
フェアレディZ 2008年12月
キューブ 2008年2月
アトレーワゴン 2005年5月

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