■パワーウェイトレシオは驚異の0.97で1000万円台か!!
VANDALによると価格は11万9700ドル(約1325万円)からとのこと。ベースグレード(344ps仕様)が1325万円で、567psの「R Editon」はもう少し高いはず。
しかしたとえ1800万円だとしてもバーゲンプライスかと思える。その根拠として説得力があるのがパワーウェイトレシオ。
Oneと同じエンジンを積むシビックタイプR(日本仕様)は、車重1380kg÷最高出力310psでパワーウェイトレシオは4.45kg/psになる。
1psが負担する重量は4.45kgになり、この数値が低いほど効率よくパワーを使い切ることができる計算だ。ちなみに4kg台なら相当速い部類。
肝心のVANDALは「ONEはブガッティヴェイロンのパワーウェイトレシオの2倍を記録している」と堂々と発表している。
ブガッティヴェイロンは1888kgの車重に1001psの馬力で、パワーウェイトレシオは1.88kg/psになる。ということはONEは1kg/psを下回るということだ。
念のために計算してみると車重550kgに560hp(=567ps)のパワーだから、パワーウェイトレシオは「0.97kg/ps」。
もうこうなるとF1マシンに話が近い。F1は740kg程度の車重に800ps以上のパワーを出すことも可能で、パワーウェイトレシオについては「小数点以下」が普通の世界。Oneはこれに近い。
それを市販車で味わえるならたとえ1800万円と言われても超絶にお得かもしれない。ついでになるがOneのベースグレードでも1.59kg/ps。3億円近いといわれるパガーニのウアイラと同じだ(Oneはお得すぎるでしょ??)。
VANDAL Oneは公式サイトで予約受付中。
基本はメンテナンスの関係でアメリカ国内での販売とのことだが、どうしても欲しい人は聞いてみるのもありだ!!
こういう趣味に突っ走った会社をもっと応援したい!
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