■ジンクスを破った逆輸入車列伝5/ハイラックス
2004年に日本での販売が終了し、その後大幅なボディサイズの拡大が行われていたハイラックスだが、一昨年14年ぶりにタイ工場からの逆輸入車として復活し、これまた思わぬヒットとなっている。
2018年の年間販売台数は6730台。月平均にすると500台程度ではあるが、全長5mを超える超大型(1ナンバー)で、400万円近い価格を考えると、かなりのヒットだ。しかも驚くべきことに、購入ユーザーの約半数を20代〜30代の男性が占めたこと。
同じ逆輸入ピックアップトラックである三菱トライトンは5年間でわずか1800台あまりと惨敗だっただけに、ハイラックスの成功はスバラシイ。
やはり、ハイラックスという車名の認知度の高さが効いたというべきだろうか。加えて、アメリカン(タイ製だけど)でおおらかなテイスト、ピックアップトラックという、ワイルドなスタイルがウケたのだろう。
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