ダンプをはじめとするトラックの過積載は、ひと頃に比べてだいぶ減ってきたとはいえ、取り締まりが緩くなるとみるや、またぞろ過積載車両が増えるなど、長年イタチごっこの様相を呈してきた。
最近では、トラック運送事業者やドライバーにも「過積載は悪」とのコンセンサスが醸成されており、「自分さえよければいい」という悪質な業者には仲間内からも厳しい目が向けられている。
そんな中、2023年4月1日から高速道路上や料金所に設置されている自動軸重計を活用した指導取り締まりが始まる。その概要をお伝えしよう。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/フルロード編集部、日本高速道路保有・債務返済機構