2023年4月17日、日産は軽スーパーハイトワゴン「ルークス」のマイナーチェンジを発表。発売は6月下旬を予定している。ここでは、ルークスがどのような改良を受けたのかお伝えしていこう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/NISSAN
■ルークスがマイナーチェンジで質感アップ! ハイウェイスターはまるでセレナミニ!?
ルークスは2020年に発売された軽スーパーハイトワゴン。日産自動車と三菱自動車工業の合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画、開発を行った軽自動車。
広い室内や便利で快適な使い勝手、充実の安全装備が搭載されファミリーを中心に人気を集めているモデル。
今回のマイナーチェンジでは、エクステリア、インテリアデザインの進化や安全装備の充実が図られた。
エクステリアでは、フロントグリルに新しいVモーションを採用。躍動感や高級感に磨きをかけたデザインとなった。
スタンダードなルークスシリーズは、ヘッドランプとグリルを一体化し、立体感を持たせることでフレッシュな印象に。
一方でエアロパーツを備えたハイウェイスターシリーズは、ワイドに進化したデジタルVモーションとバンパーを組み合わせることにより存在感を高めた。
ボディカラーは、カシスジュレをイメージした「カンジュクカシス」を新色として追加。
ハイウェイスターシリーズは2トーン5色とモノトーン7色、ルークスシリーズは2トーン2色とモノトーン7色を用意。全19色の多彩なバリエーションとなっている。
■インテリジェントルームミラーも選択可能に! 価格は約163万円から
インテリアは、インストルメントパネル、ドアトリム、シート地に新しい色彩を採用し、より統一感を感じられる上質な内装に仕立てた。
中でも、ハイウェイスターGターボ、ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションは、カシス色のアクセントステッチをレザー調インストパネルに配置し、洗練された上質なデザインを演出。
従来モデルから充実していた安全装備も強化。後方視界が遮られるシーンや悪天候などでもクリアな視界を確保する「インテリジェントルームミラー」をメーカーオプション(3万8500円)として新たに採用。
また、「LEDヘッドランプ」、「ディスプレイ付自動防眩式ルームミラー」を全車標準装備とした。
さらにメーカーオプションとして好評だった「快適パック」(プラズマクラスター技術搭載リヤシーリングファン、パーソナルテーブル、カップホルダー、USBソケット、ロールサンシェード、撥水加工シート)をハイウェイスターシリーズに標準装備。
加えて、冬の運転を快適にする本革巻きのステアリングヒーターも用意して快適性を高めた。
なお、ルークスのマイナーチェンジに伴い、フロントと車室内の2カメラ式の日産純正オリジナルドライブレコーダーも新規に販売を開始する
価格は、ルークスシリーズが163万7900円~203万6100円。ハイウェイスターシリーズは194万400円~231万6600円。グレードによって異なるが旧価格からは約16万円~約22万円増となっている。発売は2023年6月下旬を予定している。
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