新型ジムニーはなぜ大成功したのか 破竹の快進撃続行中!!

■話題の派生モデルのためにも気になる解消具合

 さて、ジムニーといえば登場当初から「派生モデル」にも注目が集まっている。今年の東京オートサロンに出品されたピックアップ仕様や、開発が噂されている5ドア仕様の存在だ。

 しかしスズキ関係者に取材しても、販売店関係者から話を聞いても、一様に「仮にそういうモデルがあったとしても、こんなに納車待ちが長くてお客さんをお待たせしている状況では、発売できるわけがない」と語る。

確かにそのとおりだ。ではこの納車待ちが落ち着くのはいつになるのか。

 スズキは4月以降さらに50%以上の増産を予定している。受注ピッチは昨年秋時点に比べると多少鎮静化の気配もある。増産できる規模と海外を含めたニーズの行方との兼ね合いでどうなるか決まってきそうだ。

 いずれにせよ今年7月にデビューから1年が経過するので、このあたりで鎮静化の見通しがついてきそうな情勢になっている。

「計画があること」まではほぼ確定しているジムニー5ドア仕様。発表すればさらに販売が加速することは目に見えているが、今はそれどころではない、ということだろうか
「計画があること」まではほぼ確定しているジムニー5ドア仕様。発表すればさらに販売が加速することは目に見えているが、今はそれどころではない、ということだろうか

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