気になる!クルマ関連企業の株主優待

 最近、人気となっているのが「株主優待」。通常、株式上場している会社は利益の一部を配当金として株主に還元するのだが、その株価は配当金によって大きく左右される。しかし、こうした配当金よりも株主優待を目的として株への投資を行っている人が増え、日々を株主優待のみで過ごしている〝株主優待強者〟も出てきているという。ということで、本企画ではクルマ関連企業の株主優待についてチェック!

意外や実施派が少ない!?自動車メーカーの株主優待

 まずは自動車メーカー及び大手トラックの株主優待をチェックしてみた。

 日本の基幹産業たるクルマ界ならば、さぞかし豪華な株主優待があるんだろうと思いきや……アラ?トヨタは「やってません」。日産は「現在は行っていません」

 ……お〜い。どうやら、クルマ界はぜんぜん株主優待のトレンドには乗っていないようなのだ。

 で、調べてみたところ、自動車メーカー8社と大手トラック4社のうち、現在も株主優待を行っているのはホンダスズキの2社のみという状況。それでは、この2社が行っている株主優待の内容が気になるところ。

<ホンダの場合>

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 100株以上で関連レジャー施設の「割引優待券」がもらえる。これは鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎで利用でき、入場料などが割引になる優待券だ。毎年、3月末時点での株主名簿に記録された株主に対し、6月末に送付されている。

<スズキの場合>

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 ’05年12月に株主優待制度を新設。同社が海外事業でハンガリーへ進出し、’92年10月に乗用車生産を開始したことから、ハンガリーの名産であるアカシアハチミツと、同社の欧州販売拠点のあるドイツの名産である岩塩をセットにした詰め合わせが100株以上でもらえる。こちらも毎年3月末時点での株主名簿記載の株主に対し、5月中旬〜6月末にかけて送付されている。

クルマ関連企業の株主優待

 続いてはクルマ関連企業の株主優待について調べてみた。まず、カー用品大手のオートバックスセブンイエローハットソフト99コーポレーションなどでは自社店舗で使える優待券や自社製品そのものがもらえる。お目当てのカー用品がある人には嬉しい株主優待といえる。

 クルマ好きなら見逃せないのが中古車販売のハナテンVTホールディングスの株主優待。例えばハナテンの場合、中古車購入での3万円値引きや車両買い取り時の優待2万円ギフト券、ハナテンの自社整備工場での車検3000円割引の3つのうちいずれかを100株以上で選択できるというのだ。100株の購入で選択できる株主優待の内容としてはほかの会社に比べても旨味があるといえる。

 また、コインパーキングの数が少ない都心で嬉しいのがパーク24の株主優待。100株以上でタイムズチケット2000円分、1000株以上なら5000円分、5000株以上で1万円分。正直、自動車メーカーの株主優待よりいいかも!?

株主

鉄道・バス・航空会社の株主優待

 さて最後は株主優待を実施している会社のなかでも特に人気が高く、その内容が充実している鉄道、バス、航空の各社をみていこう。この下で取り上げている鉄道各社はこれでも全体のなかの一部の企業ではあるのだが、実に多様な株主優待を取りそろえているのがよくわかる。

 特に首都圏の生活での交通手段として欠かせないのが電車なだけに、株主優待で用意されている優待乗車証や全線パスなどは鉄道会社の株を購入するうえで大きな理由となるはず。また、単に優待乗車証だけではなく、私鉄各社などはグループ企業の強みを活かし、関連会社やグループ内の宿泊施設やレジャー施設などの割引優待も併せて盛り込んでいる。そのあたりはバス会社や航空会社も同じようだ。

 現在はこういった優待乗車券や割引券などのほか、クオカードを渡している企業もある。これはいわば金券と変わらない商品なので、一種の配当金的な役割としての一面もあるワケ。

その2-1

 なんにせよ、株主優待にはその言葉の響き以上に魅力があるのも株主にとって事実なようだ。

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