Yahoo!カーナビがApple CarPlayに対応!これで車載の大画面で使える!?

Yahoo!カーナビがApple CarPlayに対応!これで車載の大画面で使える!?

 車載のカーナビではなく、スマートフォンの無料のナビゲーションアプリを使う人が飛躍的に増えている。安く手軽き使えるのが人気の要因で、今後さらに勢力を増していくに違いない。

 そのスマホ用ナビゲーションアプリの可能性をさらに高めるものとして注目されているのがApple CarPlayとAndroid Autoで、Yahoo!カーナビがApple CarPlayに晴れて対応した。

文:ベストカーWeb編集部/写真:Yahoo! Japan、ベストカーWeb編集部


Yahoo!カーナビが車載の大画面モニターで使える!

 2014年7月にサービスを開始し、2019年3月に1500万ダウンロードを突破した『Yahoo!カーナビ』が『Apple CarPlay』に対応した。

 Apple CarPlayはUSBまたはBluetoothで接続するだけでiPhone向けアプリケーションが車載ディスプレイで使えるようになる。

Yahoo!カーナビがApple CarPlayに対応した。USBまたはBluetoothで接続するだけで、スマホの小さな画面ではなく車載の大画面で使うことができるのは魅力的

 スマホアプリによるカーナビの最大の弱点は小さい画面だが、それを克服できるのはユーザーにとって朗報だ。

 Apple CarPlay対応に至った経緯については、「Apple CarPlayを搭載する車種が増えたこと、車載カーナビではなくYahoo!カーナビを使う人が増えたこと、2018年9月以降、Apple CarPlayへの対応に関して継続的に要望が寄せられ、特定の要望としてはカーナビ史上最大を記録したこと」(ローカル検索本部 事業開発部 金木雄太氏)と3点を理由に挙げていた。

 ちなみにApple CarPlayに対応した車種は500以上あり、日本メーカーでは、ダイハツを除き設定車種がある。

 代表車種のみの掲載になるが、トヨタは新型スープラ、レクサスはUX、日産はリーフ、ホンダはフィット、マツダはMAZDA3、三菱はアウトランダーPHEV、スバルはWRX STI、スズキはジムニーなど対応車種は増加中。

 Apple CarPlayに対するユーザーの関心はかなり高いことがわかる。

 晴れてYahoo!カーナビがApple CarPlayに対応したわけだが、その前にYahoo!カーナビの特徴、魅力について改めて見ていこう。

【Yahoo!カーナビの主な特徴】
・最新の地図はインターネット経由でリアルタイムに取得
・日本道路交通情報センター(JARTIC)が提供するリアルタイムに送信される 渋滞や交通個性等の交通情報に対応
・データをもとに約3カ月先までの渋滞予測も提供
・アプリユーザーの走行情報である「プローブ情報」を活用した渋滞情報の提供
・すでにわかっている通行止めなどの時間が定められた交通規制情報にも対応
・駐車場位置を地図上に保存する機能(Yahoo! MAPとの連動可能)
・駐車場の満空情報をリアルタイムで提供(全国2万4000カ所以上)
・ガソリン価格付きのガソリンスタンド情報
・踏切、一時停止、ゾーン30(住宅街などの30km/h制限のエリア)での警告
・8県警との連携による情報提供
などなど、魅力的で使える機能満載。

 これらを使いつつ、高品質のビジュアルと音声で案内してくれる。スマホアプリの鬼門と言われるトンネル内での案内もジャイロセンサー、加速度センサーなどを駆使して大幅に改良してきている。

 そして、全機能をアプリ内課金がなく無料で利用できる点が最大の魅力だ。

次ページは : 現在は60〜70%の機能が使え、順次増やしていく

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