ナンバープレートで知っておきたいのは、地名の次に来るクルマの区分を表す数字だ。
「1」は後述する普通乗用車のサイズ、排気量に該当する普通貨物車。そのなかで大型車は大板、中型車は中板ナンバーとなる。
「2」は乗車定員10人以上のバスに区分されるクルマで、30人乗り以上の大型バスは大板、29人乗り以下は中板となる。
「3」は乗車定員10人以下、排気量2L以上か一定以上のボディサイズという条件がひとつでも当てはまる普通乗用車で、最近は3ナンバー車が増加している。
「4」は後述する小型乗用車の枠に入る小型貨物車、「5」は排気量2L以下、一定のボディサイズ以下となる小型乗用車だ。
※キャンピングカー(特種な目的で使用する自動車)や、パトカーなど(緊急車両、法令特定事業で使用する自動車)がつける「8」もある 。
■数字を見ればわかったのに、最近わからない「アレ」
■オイル関係
オイル類は数字のオンパレートとなる消耗品だ。エンジンオイルに記載される「◎W-◎◎」というのは粘度(硬さ)で、◎Wが低温、◎◎が高温の対応できる範囲を表す。これはMTオイルやデファレンシャルのオイルも同様だ。
ブレーキオイルはDOTのあとに続く「3から5まで」の数字が高いほど沸点が高く、下り坂などでフットブレーキを多用した際に発生しやすいベーパーロック現象が起きにくくなる。一般的な使用なら、DOT4を入れておくと無難だ。
■隠れた場所にある数字やクルマ以外の数字の意味は?
クルマの部品にはエンジンルームにあるものなど、ありとあらゆるものに数字が記載されており、意味を想像するのもおもしろい。
また、クルマそのもの以外の免許証や道路にも番号があり、特に道路にある番号は知っておくとなかなか役立つので、ぜひ頭に入れておいてほしい。
■エンジンブロックの刻印(CX-5)
■エンジンルーム内のコンピューター(CX-5)
■カーエアコン(CX-5)の英数字は?
■12桁の運転免許証番号の意味は?
■高速道路の脇にある数字はどんな意味がある?
■高速道路の英数字は?
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