【道間違い、落とし物、事故…ありがちトラブルの対処法】高速道路のトラブル4選

走行中に落とし物をしてしまった

 高速道路上で落とし物をしてしまった場合、どうすればいいでしょうか? クルマを止めて自分で取りに行くのは危険なので絶対にダメです。

 最も正しい方法は、道路緊急ダイヤル(#9910)に電話する、もしくは非常停止帯にクルマをとめて非常電話から連絡することです。

 もちろん落としたものにもよります。ETC未装着のクルマでサンバイザーに挟んでおいた通行券を落としたというなら、そのまま目的地に向かって料金所で処理すればいいでしょう。

落とし物をしたからといって本線上に停止したり、バックして取りに行ったりするのは厳禁。落とし物をしたり、発見したら#9910に電話しよう

 連絡が必要なのは他のクルマに迷惑を掛けるようなものです。たとえば、スノーボードを落としたとか、スペアタイヤを落としたとかいったものです。  例えば、自分が落としたものでなくても、できる限り道路緊急ダイヤル(#9910)に連絡したほうがいいでしょう。ただし、運転している場合はこれに該当しません、こうした行動は助手席乗員などが行うべきです。

本線上で事故を起こしてしまった

 万が一、高速道路上で故障や事故などが起きてクルマを路肩や非常駐車帯に止めなくてはならない時は、ハンドルを左に切って止めます。

 最近、工事のクルマなどが道路上にクルマを止める時に、路肩なら左側に、中央車線なら右側にハンドルを切っているのを見かけることが多いと思います。

 これは万が一、追突された時にクルマが車線上に飛び出さないようにするためです。

 自分のクルマが追突されるかもしれないことを前提に準備をするのは、ちょっと抵抗があるかもしれませんが、自分の止め方が悪くてさらなる事故を引き起こすことになる可能性があると考えれば当然の行為と思えるでしょう。

高速道路の本線上で事故をした場合、事故ポイントに固執することなく安全な場所に避難することが先決。本線上に降りる場合は細心の注意を払うようにすべし

 そして、速やかにガードレールの外側に出ることが大切です。ガードレールの内側はたとえ路肩や非常駐車帯であっても高速道路上です。生身の人間が100km/hで走るクルマのすぐ横に立っているというのはかなり危険な状況です。

 できることなら、ガードレールの外側のさらに外くらいまで避難できたほうがいいでしょう。

 これは意外に知らない人が多いのか、無頓着なのか、事故の当事者などがガードレールの内側で話し合いなどをしている場面を見かけることがあります。 

 高速道路上ではクルマから降りることがあったら、速やかにガードレールの外側に移動するが大切だということを覚えておいて下さい。

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