RAV4の納期,次期型タントたち増税前に登場する新車情報を刮目せよ!!

現行フィットは8月いっぱいまで生産を継続

 フィットは10月中旬にもフルモデルチェンジしますが、現行シリーズは8月いっぱいまで生産を継続する見通しです。量販戦略モデルであるため、最後までコンパクトカー市場での高いシェアを確保する必要があるとの判断によるものです。

 新型の発売が9月に前倒しされた場合は、10月からは消費税引き上げが実施されるため、その増税分の金額差は販売店の負担で、値引きや下取り車の買い取り額の上乗せをしてカバーするケースが生じそうです。

2019年10月中旬にフルモデルチェンジを受け新型がデビューするフィットは、8月いっぱいまで生産する予定。デビューが早まる可能性もある

次期型タントは消費税引き上げ前にフルモデルチェンジ

 ダイハツは次期型タントを消費税引き上げ前の6月か7月上旬にフルモデルチェンジする方向でスケジュール調整をしている模様です。

 消費税を引き上げても、2%と上げ幅は小さいので絶対的な車両価格の低い軽自動車はマイナスの影響が少ないとの判断があると思われます。

 次期型タントはプラットフォーム、エンジン、駆動系、足回りなど全面刷新を図るほか、安全対策は先進安全装備「スマートアシストⅢ」をさらに進化させて、軽自動車の最高峰を目指し開発を進めています。助手席側センターピラーレス方式のレイアウトは次期型でも継承されます。

 なお、現行モデルは5月いっぱいで生産を終了し、以降次期型のプレキャンペーンをスタートさせる見通しです。

ダイハツが現行タントを対象にしたキャンペーンを実施中。カーナビとのセット購入で10万8000円割引きになるなど、お得なメニューが用意されている

トヨタ向けのOEM供給車に新しい戦略を採用するか?

 ダイハツがトヨタ向けにOEM供給しているモデル(小型車、軽自動車)は、今後ブランドや販売の戦略が変わる可能性があります。

 これまでは、ボディパネルや基本コンポーネンツを共用した姉妹車構成とし、トヨタとダイハツの両ブランドでそれぞれの販売チャンネルで販売してきました。

 それを今後はダイハツブランドをなくし、トヨタだけの独自ブランドを開発供給しようという戦略です。

トヨタのドル箱、タンク&ルーミーはダイハツトールのOEM。そのほかパッソや軽自動車もOEM供給を受けているが、ダイハツブランドのモデル消滅の情報も入っている

 トヨタにとっては2025年までの大幅車種削減をカバーする必要性があるのと、ダイハツにとってはあまり車種が増えると小規模チャンネルでは売り切れないといった判断があるようです。

 今秋に投入する新型車から採用される可能性があります。

ダイハツは6月末までナビ割キャンペーンを開催

 ダイハツは6月末まで「ナビ割、10万円キャンペーン」を実施しています。タントのスマートアシストIII搭載車を成約するのが条件です。

 さらに残価設定クレジットで購入すると3万2400円の用品がプレゼントされます。

消費税引き上げ前に発売する新型車は5車種に

 5月から9月まで、10月の消費税引き上げ前に発売するニューモデルは5車種になることが明らかになりました。5月17日にトヨタスープラ、5月24日にマツダ3、7月末にホンダN-WGN、6〜7月にダイハツタント、9月中旬にトヨタカローラが発売される予定です。

 消費税引き上げで10%課税になるのは10月1日以降にナンバーを取得したモデルであり、これら新型車は発売時の納期が長くなるため、10月前に成約しても10%課税となる車種が多くなりそうです。

5月17日に発売された新型スープラはデビュー前からオーダーが殺到し、トップグレードのRZの2019年ぶんはすべて完売するなど販売は好調に推移している

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