ルノー メガーヌR.S.。279ps/39.8kgmを発生する1.8Lターボを搭載し、新たに搭載された4輪操舵システムでもってコーナーを俊敏に駆け抜ける、ナイスなおフランス製ハッチバックだ。
某自動車専門誌編集長も狙っていると言われるこのメガーヌR.S.。現在さらなる本気モデルが用意され、さらにさらにその英国仕様にはニュルブルクリンクでFF最速を記録したモデルがあるという。
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※本稿は2019年8月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年9月26日号
■500台限定で発売される「トロフィーR」
まずは「本気モデル」の紹介をしよう。2019年内に500台限定での発売が予定されている「トロフィーR」と呼ばれるモデルがそれだ。
ハイスペックモデルの「トロフィー(日本未導入)」同様、出力は300psに引き上げられ、さらにチタンエキゾーストシステムやカーボンボンネット、後席レスの2シーター化などでトロフィー比、最大約130kgの軽量化が図られているというからたまらない。
硬派なクルマが3度のメシより好きというアナタに、絶対のおススメの1台だ。
さてこのトロフィーR、イギリスにも32台が納入されることになっているが、女王陛下が「もっとハードでなきゃイヤン」とでも言ったのか(たぶん言ってない)、英国仕様にはその硬派っぷりにさらに磨きをかけるオプションパックが用意されていることがわかった。
■英国仕様にニュル最速モデルが登場!!
ひとつが「カーボン・ホイール・パック」。軽量化自慢のトロフィーRの、バネ下重量をさらに各輪2kg軽くするカーボン・レボリューション・ホイールを履く仕様で、お値段6万3140ポンド(808万1920円)。
で、このさらに上を行くのが「ニュルブルクリンク・レコード・パック」で、これはまさにニュルブルクリンクで7分40秒1というFF最速ラップを記録したマシンと同スペックとされる仕様なのだ。
クラス初となるカーボンセラミックフロントブレーキやゴールドに塗られたブレンボ製ブレーキキャリパー、バンパー部のR.S.ビジョンライトを廃して代わりにダイナミック・エアインテークを採用するという、もうイヤになるほど本気のモデルだ。
もちろん価格も本気で、7万2140ポンド也。日本円に換算すると923万3920円だ。
日本仕様のトロフィーRにこのオプションパックが設定されるかはわからないが、導入の暁にはぜひニュルブルクリンクを激走していただき、FF最速記録ホルダーの実力を堪能していただきたい。
■メガーヌR.S.トロフィーR(英国仕様)SPEC
エンジン:1.8L 直4ターボ トランスミッション:6速MT
出力:300ps/6000rpm 40.8kgm/3200rpm
0-100km/h加速:5.4秒 最高速度:262km/h
英国価格:5万1140ポンド(654万5920円)
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