■フロントは大型ラグジュアリーヨット、リアは2代目NSXをオマージュ!
アキュラパフォーマンスEVコンセプトのエクステリアはひと目見て、大型の5ドアのクーペSUVスタイルということがわかる。
フロントデザインは、スーパーヨットと呼ばれるラグジュアリーな大型ヨットからインスピレーションを得ていて、クーペのようなシルエットに、深く彫り込まれた形状のサイドパネルを備え力強いプロポーションを持つ。
そして、なんとリアのデッキリッドや左右に伸びるテールライト、大きなリアディフューザーは、2代目NSXへのオマージュしてデザインしたデザインという。たしかに一文字テールやディフューザーなどはそっくりだ。
また陰影のある魅力的なボディは、セミマット調の塗装「ムーンリットホワイトパール」で仕上げているという。
ここで、ホンダのEV戦略を軽くおさらいしておきたい。2024年3月、今後のEV戦略を発表。2024年にはプロローグとZDXを発売。2025年には中大型EVを投入後、EV専用プラットフォームのラインナップを順次拡大。2026年からはグローバルEVの0(ゼロ)シリーズを北米市場に投入し、2030年までに小型から中大型モデルまで、グローバルで7モデルの投入を計画していることを発表している。
中国市場では2027年までにEVを10機種投入し、2035年までにEV販売比率を100%とし、現在展開しているe:Nシリーズに加えて新型EV「烨(yè:イエ)」シリーズを発表し、引き続きEVラインアップを拡充。
小型EVにおいては、2024年秋に日本で発売を予定する軽商用EV、N-VAN e:を皮切りに、2025年には軽乗用EVモデル、N-ONEベースのEV、2026年には操る楽しさを際立たせた小型EVモデルを2機種発売するなど、小型EVのニーズがある地域に対して順次製品を投入する計画を立てている。
2024年8月には日産&三菱と提携し、次世代SDVプラットフォームの基礎的要素技術の共同研究やバッテリーの補完・研究、e-Axleの共通化、車両の相互補完、国内エネルギーサービス、資源循環領域での協業を行うことを発表した。
まさに目まぐるしく変わっている状況だが、今後、ホンダがどんなEVが発売していくのか、期待して待ちたい。
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