日産が北米などで販売中の「キックス」を日本に投入するとの報は大きな反響を呼んだ。
日産が海外市場専売で販売しているモデルには、3つのブランドが存在している。今回はその3つのブランドのモデル27台を取り上げてみたい。
この中に次の日本投入モデルがいるかも…!!?
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※本稿は2019年9月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年10月10日号
■ニッサンブランド車
日本同様の「日産ブランド」で、北米や欧州、アジアや中東、オセアニアや南米などで販売されている。日本では販売されていない最新のフルサイズSUVやセダン、コンパクトカーなどがあり、国内ユーザーからすれば羨ましいかぎりだ。
●マイクラ
欧州市場でのボトムレンジを担うモデル。現行モデルは2017年登場。エンジンは直3、1L DOHCと0.9Lターボ
●パルサー
欧州市場でその名が復活したCセグハッチバック車。エンジンは直4の1.2L NAと1.6Lターボ、ルノー製1.5Lディーゼル
●セントラ
現行型シルフィとボディパネルを共用化しているCセグセダン。北米ではスポーティな1.6Lターボ車をラインナップ
●アルティマ
現行型は6代目となる。昨年4月のニューヨークショーで公開され、エンジンは直4の2.5Lと2L VCターボを搭載
●アルマーダ
北米市場専用のフルサイズSUVで、パワーユニットはV8、5.6L DOHC
●マキシマ
北米市場での日産最上級セダンモデル。V6、3.5Lと直4、2.5Lを搭載
●パスファインダー
3列シートを備えたSUV。現行型はFF車のみで直噴のV6、3.5Lを搭載
●キックス
現在、販売されているのはブラジルで2016年8月から販売開始された2代目
●ティーダ
中国市場では3代目ティーダとして販売されており、1.6L NAのみの設定
●ムラーノ
3代目モデルとなって海外市場専売モデルに。北米ではV6、3.5Lのみに
●ナバラ
ミドルクラスのピックアップで、2.5Lのガソリンとディーゼルを販売
●テラノ
2013年に突如インドで発表されたのが現行型3代目テラノ。ダチアのダスターがベース
●ヴァーサ
かつて日本で「ラティオ」として販売されたCセグセダンがスタイリッシュに生まれ変わった
●NV400
欧州を中心に販売されている商用モデル。車名は車両総重量最大4トンを意味しているのだという
■インフィニティブランド車
北米や欧州、中東、アジアなどで展開されている「インフィニティブランド」。
こちらは1989年設立の高級車ブランドで、日本での展開も視野に入れていたものの、リーマンショックの影響などもあり、日本では投入されないまま現在に至っている。
今年になって日産はインフィニティブランドを2020年代前半、欧州市場(主に西欧)からの撤退を表明している。
●QX30
Q30をベースとしたクロスオーバーSUV。エンジンはダイムラー製
●QX60
インフィニティJXから車名を変更した3列シートを備えるSUV
●Q60
現行型スカイラインベースのクーペモデル。日本導入を熱望したい!
●QX70
かつてのインフィニティFXからネーミングを変更して登場している
●QX80
インフィニティ最大のSUVモデル、アルマーダと多くの部品を共用しているという
●QX50
先代型はスカイラインクロスオーバーとして販売。VCターボの初搭載車
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