駅伝のなかでも、もっとも長い歴史を持つ「箱根駅伝」は、新春の風物詩としてすっかり定着している一大イベントだ。
学生たちの熱い戦いに魅了され、毎年のように誕生するドラマに、感動をもらっている。
ところでそんな熱戦の背景に見え隠れするクルマの存在をご存じだろうか。大会をサポートするのに欠かせない運営車両たちだ。こうした箱根駅伝を支えたクルマを紹介する企画展がMEGA WEBで開催中されている。
文:WEBベストカー編集部/写真:WEBベストカー編集部
90年を超える伝統の駅伝とそれを支えるクルマたち
「東京~箱根」間の往路、復路計10区間で熱戦が繰り広げられる箱根駅伝。東京都と神奈川県にまたがる長距離区間がコースになるとあって、大会運営をしっかり支えるためにはクルマの存在が欠かせない。
今回MEGA WEBで開催されているのは、そんな箱根駅伝を駆け抜けたランナーとクルマにスポットを当てた特別展だ。
第1回大会の1920年から第92回大会の2016年までの印象に残る名勝負とともに、サポートに使われたクルマの変遷を紹介するもの。
古くは1920年代に走った「フォード モデルTツーリング」や1960年代に各大学の伴走車に使わえた「トヨペット クラウン」(1955年)などの旧車から、2015年に活躍したプリウスPHVやMIRAIといった最新モデルまで計10台が展示されている。
場所はMEGA WEB内ヒストリーガレージの2階で、2017年1月29日までの予定だ。車両の展示もさることながら、箱根駅伝の歴史を一気におさらいできるのも魅力。ぜひ1月2日の号砲前にチェックしておきたい。
- MEGA WEB(メガウェブ)
- 東京都江東区青海一丁目3番12号
- ヒストリーガレージ
- 「箱根を駆け抜けたランナーとクルマ」展
- 2017年1月29日(日)まで
- 営業時間 11:00~21:00
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