ジェントルマンドライバーがWRX S4 tSをインプレッション STIの自信作はどう映るか?

ジェントルマンドライバーがWRX S4 tSをインプレッション STIの自信作はどう映るか?

スーパー耐久に参戦しているアマチュアドライバーの内田優大選手。もちろん大のクルマ好きでどんなクルマでもその楽しみ方を見つけるのが好きだそう。そこでいまホットな国産車にぜひ試乗してもらいたい、ということでWRX STI tsを用意。STIの自信作は数々の名車に乗ってきたエンスーの目にはどう映るか、そのインプレッションをお伝えしたい。

文:WEBベストカー編集部/写真:西尾タクト



S耐チャンピオンがWRX S4 tSに乗る


先日特集をした内田優大選手。スーパー耐久のチャンピオンドライバーに輝いたジェントルマンドライバーだが、当然のことながらかなりのクルマ好き。国産、輸入車問わず多くのクルマに乗ってきたエンスージアストでもあるのだ。


そんな内田選手にぜひインプレッションをしてもらいたい……、という担当の希望で今回用意したのがWRX S4 tS。3月12日までの期間限定発売の1台。クルマの詳しい詳細は以下のリンクから確認してほしい。


http://bestcarweb.jp/archives/13883


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ヒシヒシ伝わるSTIらしさ


試乗は一般道、そしてワインディングで行った。運転席に内田選手、助手席にカメラマン、そして担当は後席からインプレを聞くというスタイルだった。するとどうだろう、リアシートの居住性の高さ、そして乗り心地のよさが伝わってくる。


ベンチマークはBMWのM240iといわれるだけあり、やや引き締められたビルシュタインのダンプマチックII、そして35扁平の低扁平タイヤのロードノイズは40km/h程度の速度域だと少し賑やかだ。内田選手はどう感じただろうか?


「S4 tSは市街地の低速域でのタイヤのロードノイズは少し気になりますが、サスペンションは絶品ですね。BMWも好きで乗ったことがありますが、あちらは足回りがゴツゴツする。BMWが積極採用するランフラットタイヤの影響もあるとは思います。それを差し引いてもS4 tSの足回りはとてもいいです」


かなりの高評価だ。内田選手はレガシィGTワゴンに乗っていたこともあり、スバルのクルマ作りへの信頼も大きい。


「スバルは昔から小手先で派手な演出をすることはしませんよね。”ちょっと新しい装備をつけました”みたいな中途半端な仕事がないんです。アイサイトみたいに熟成してきた安全装備も素晴らしいですし、しかもそれを300psを発揮するこのスポーツセダンに付けていることもいいですね。


さらにそこにWRCやニュルの耐久で培った"STIらしさ"もヒシヒシと感じます。この足回りのセッティング、そしてガッシリとした剛性感は絶妙で本当に気に入りました。ベースモデルの"スバルらしさ"、そしてチューニングの"STIらしさ"のマッチングの妙でしょうね」


CVT、そしてアイサイト装備といったどちらかといえばGT傾向の強いWRX S4 tS。欧州プレミアムスポーツからの乗り換えも充分に検討される1台だ。”カリカリ”のスバリストたちにはS207のほうが魅力的に映るかもしれない……、そんなことを考えていると内田選手は続けて評した。


「CVTで乗り心地も良く、足回りも最高にいい。少しタイトな道でもオンザレールで、向きたいところに曲がっていく。4WDなのにこんなに意のままに操れるなんて、新しい体験をしたと思います。ブレーキフィールも自然です。BMWを狙った……、というのは僕は大げさではないと思いましたよ。もはやほとんどの部分で同じ領域にあるんじゃないかなと思います」


デザインに厳しい内田選手のエクステリア評価は?



エクステリア/インテリアの評価は?


ビジネス面では多くの製品デザインなども手がける内田選手。とことんこだわるタイプだ。愛車のエアロパーツにしても、ミリ単位でショップと打ち合わせをしていく。そんなこだわり派の内田選手にS4 tSはどう見えただろうか?


「ひと言でいえば”これぞスバル”だと思います。ボンネットのエアスクープ、そして近年のスバルを印象付けるキリッとしたライト周り。すぐにスバルだとわかりますしリップスポイラーもいいです。STIはこうであってほしいですね。


またリアウィングが小ぶりですが、S4はこれがベストだと思います。大きな羽はWRX STIに任せて、大人スポーツセダンはこれがベストでしょう。GTウィングのパッケージオプションもあると聞きましたが、スポーツ派との棲みわけができているのもまたスバルらしいです」


インテリアの評価も意外な結果に。


「内装はシンプルながらいいと思います。あまりゴチャゴチャしていなくて、どことなく欧州車の雰囲気もありますし。そして何よりこのレカロのシート。抜群のホールド性ですね。バケットシートなのでハイトの調整はないですが、そんな機構が要らないくらい"スッ"とドラポジが取れます。しかもシートヒーター付きというところがたまりません。


スポーツ走行をしなくてもこれくらいのホールド性があると最高です。長距離の移動時に身体が動くと疲れます。国産のミニバンも広くて快適なのですが、ドライバーズシートのホールド性があまりにもないことも多くて。こんないいシートに座り慣れちゃうとハードルが上がっちゃいますね(笑)」


S4 tSにはレカロのセミバケットシートが付くが、確かにこのシート、かなり具合がいい。内田選手は試乗後に「500万円は安くはないけれど、その価値はありますね。いいですね~」とかなりS4 tSを気に入った様子だった。


ジェントルマンドライバーも唸らせるWRX S4 tS、3月12日が契約のタイムリミットだ!!


 

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