圏央道 茨城県区間全線開通で何が変わる?

圏央道、残る未開通区間の今後

 今回の茨城県区間全線開通で、圏央道は東名高速から常磐道までが一気に接続された。では、現状で未開通の区間は、今後いつ開通するのか?

未開通区間は、神奈川県と千葉県内の2箇所となった。藤沢ICから釜利谷JCTのうち、藤沢IC-栄ICは『横浜湘南道路』と呼ばれ、栄IC-釜利谷JCT間は、『高速横浜環状南線』と呼称される。どちらも圏央道の一部だ。出典:NEXCO東日本
未開通区間は、神奈川県と千葉県内の2箇所となった。藤沢ICから釜利谷JCTのうち、藤沢IC-栄ICは『横浜湘南道路』と呼ばれ、栄IC-釜利谷JCT間は、『高速横浜環状南線』と呼称される。どちらも圏央道の一部だ。出典:NEXCO東日本

 上の図のとおり、現在未開通となっているのは、千葉県内の大栄JCTから松尾横芝IC間と、神奈川県内茅ヶ崎JCT先の藤沢ICから釜利谷JCT間のみだ。

 このうち、藤沢ICから釜利谷JCTの区間は、用地買収が難航し、当初の計画から遅れながらも2020年度に開通する予定となっている。

 いっぽう、最後の未開通区間となる千葉県内の大栄JCT-松尾横芝IC間は、現時点では「設計中」段階で、開通時期は未定となっている。

 この区間は、2014年12月に埋蔵文化材発掘調査に着手しており、今後は道路用地の買収などが進められ、実際の工事が開始されていく流れとなる。

 2020年の東京五輪を控え、残る未開通区間の今後にも注目が集まる。

写真は海老名JCT付近の東名高速。分岐を左に行くと圏央道に入る。神奈川側は、現在新湘南バイパスの終点・藤沢ICまで開通しているが、2020年度には釜利谷JCTまで接続し、横浜横須賀道路とも接続する
写真は海老名JCT付近の東名高速。分岐を左に行くと圏央道に入る。神奈川側は、現在新湘南バイパスの終点・藤沢ICまで開通しているが、2020年度には釜利谷JCTまで接続し、横浜横須賀道路とも接続する

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