頑丈すぎるトヨタ車を爆破してみた? 英国『トップギア』の超絶動画5選

頑丈すぎるトヨタ車を爆破してみた? 英国『トップギア』の超絶動画5選

 日本で一番売れている自動車雑誌はまちがいなく「ベストカー」だけれど、世界で一番有名な自動車媒体といえばきっと「Top Gear (トップギア)」だろう。

 ベストカー編集部にも隠れファンが多いこの「トップギア」。有料放送以外でもいまはYouTubeでダイジェストが見れる。

 ベストカーWEB編集部が選んだ5本の「見ておくべきTop Gear動画」を紹介しよう!!

 文:ベストカーWEB編集部/イメージ写真:小宮岩男


Top Gearとはいかなるメディアか?

 Top Gear (トップギア)とはいかなるものか? 紙媒体もあるのだが、有名なのはBBCのテレビ番組であろう。

 世界でもっとも有名なクルマ番組出演者となった3人組である、ジェレミー・クラークソン、ジェームス・メイ、リチャード・ハモンドのトリオで世界を虜にした。

 時には過激すぎて番組の存続が危惧されるなど話題を呼ぶ番組だったが、その歯に衣着せぬ評論(「乗っているが恥ずかしくて素顔で運転できない車」ということでスーパーマーケットの袋をかぶって試乗したりする)は大変な人気があったのも事実。

 それを国営放送のBBCでやるのだから、イギリスという国はすごい。

 最初に紹介する動画は日本のカーマニアたちが気になったであろう、日産GT-Rがトップギアでデビューした回。しかもあのハイパワー原理主義者ともいえるジェレミーが、富士スピードウェイでインプレッションをした。

 「このクルマは直線の最高速だけにこだわったわけではない」、というコメントにハイパワー大好きなジェレミーの考察眼が冴え渡る。

 またコーナリングスピードに対応するためにリムにローレット加工が施され、タイヤが外れなくなっている、なんて細かな解説も派手さのなかにマジメさを持つジェレミーらしさかも。

 すっかりジェレミーの解説になってしまったが、さっそくエピソード11(第5話)から日産GT-Rのインプレッションをご覧いただこう。

 最後のなんでも大げさな日本のサービスを揶揄するような描写もあるが、ここらへんがトップギアらしさな気もする。

映像美もトップギアの特徴。堪能したいならこの2本

 トップギアの特徴として挙げられるのがその映像美。クルマがかっこいいのは当然のこと、さらにクルマ好き以外も唸らせるようなムービーが多いのだ。今度は映像美の観点から2本ご覧いただこう。

 まずはメルセデスG63 AMG 6×6の動画。アブダビの砂漠で撮影された動画はまさに圧巻のひと言。

 ヘリコプターによる空撮なども駆使して撮影された砂漠の生きた様子、そしてその荒野を走り抜けるG63 AMG 6×6の姿。地球の大きさを感じる動画になっている。

 ドライバーは「ハムスター」ことハモンド。かなりの冒険家の性格だが砂漠でも……。

 続いてはあのスタント動画でも有名なケン・ブロックも参加した撮影だ。ラリーカーとモトクロスバイクまでは理解できるが、そこに登場する軍用輸送機。

 このスタントのスケールの大きさも凄いのだが、人間が究極の事態に追い込まれたときの表情を見られるという意味でもこの動画の存在意義は大きい。

 ケン・ブロックの助手席に乗るのは「キャプテン・スロー」ことメイ。とにかく理論派だけれど運転は極めて慎重(とはいってもヴェイロンで400km/hを記録したこともあり)。

 そんなメイの極限に追い込まれた時の表情と、ケン・ブロックの余裕の笑みが対照的でおもしろい。まさにトップギアのスローモーション技術が詰め込まれた作品ではないだろうか?

次ページは : 企画力も世界ナンバーワン!? 爆破が大好きなトップギアのビックリ企画

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