■EVだって儲からなくては広まらない
ここで重要なのが、「果たしてユーザーは喜んでEVにお金を払ってくれるのか」、という問題。補助金などのインセンティブがあるうちはまだしも、年間100万台スケールになるとそういう優遇措置は打ち切り必至(実際テスラはモデル3で税控除の連邦予算ワクを使い切った)。
魅力的な商品としてユーザーに認められなくては、サスティナブル(継続的)なビジネスとなり得ない。
カリフォルニアをはじめとして、環境規制でZEVを義務づける市場があるだろうから、各自動車メーカーとも「EVを作らない」という選択肢はないが、そこで利益を上げられるかどうかについては、多くのメーカーがかなり悲観的。EVだってビジネス。儲からなければ未来はないのだ。
ヌルい結論で申し訳ないけど、EVと内燃機関がお互い切磋琢磨して、よりよいクルマを作っていただく。これがぼくらユーザーにとっての望ましい未来でございますね。
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