シェア世界一!! 日本に導入される中国製 “電気バス” がカッコいい

NYやロンドン、世界各国の都市を走るEVバス

室内(左)は、座席数34席。つり革が設置されないため、乗客全員が着席した状態で運行する。乗降口(右)はノンステップでバリアフリー
乗降口(左)はノンステップでバリアフリー。室内(右)は、座席数34席。つり革が設置されないため、乗客全員が着席した状態で運行する

 日本でEVを使用する際に気になるのは、何より充電だろう。BYDは中国の規格のコネクタを使用しているようだが、チャデモ方式(=日本発のEV用急速充電規格)には変えないのだろうか? そこでBYD日本支社に聞いてみた。

 「日本国内で販売する乗用車は、チャデモ方式のコネクタが推奨されていますが、バスなどは同じ車庫から出入庫するので、独自規格でも可となっています。ですので、車庫に専用充電器を設置していただいています」

 日本では耳馴染みの薄いBYDだが、世界的に見るとどうなのだろうか?

 「当社の製品、特に公共交通機関である電気バスは、ロンドン(イギリス)、ニューヨーク(アメリカ)、ロサンゼルス(アメリカ)、ドイツなど西側諸国でも相当数が導入されており、その販売シェアは世界ナンバーワンです。低価格で信頼性の高い製品を供給できる強みを持っています」

 ロンドンやニューヨークなどの主要都市で導入され、安定運行とエコ性能が評価されているBYD製の電気バス。価格も欧州ライバルメーカーの輸入車よりも2割ほど安く、走行距離も長いということで、今後日本でもさらに導入が進んでいきそうだ。

■電気バス BYD K9(12m) 主要諸元

  • 全長×全幅×全高:12050×2550×3360mm
  • 出力(モーター):90/150kW×2
  • 動力用主電池:リン酸鉄リチウムイオン電池(BYD製)
  • 走行距離/1充電:250km以上(エアコン使用時)
  • 価格:6500万円(税別)

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