日産自動車の2022年オンライン入社式開催、「技術の日産」継承する若者たちに内田誠CEOが激励


 日産の2022年入社式が4月1日、オンライン形式で開催された。オンラインでの入社式はコロナ禍が始まった2020年から数えて3度目で、大卒がエンジニア系250名、事務系43名の計293名、高卒&専門卒が322名と計615名が自宅や配属先の事業所からオンラインでの入社式に臨んだ。

 オンライン入社式ではあったが、横浜の日産グローバル本社には同社の内田誠代表執行役社長兼CEOが出席。事前に寄せられていた新入社員たちからの質問に対して答えるとともに、内田CEO自身の新入社員時代を思い出しながら新入社員へ「日産を就職先として選んだ理由」や「日産に入社してやりたいこと」などを質問を投げかけ、オンラインを通じて激励した。

文/ベストカーWeb編集部写真/平野 学

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■「両方向で一体感のある入社式」を目指した企画担当の若手社員ら

ニューモデルのEV、アリアを前に入社4年目までの日産社員たちがパネルディスカッションで新入社員たちに仕事のやりがいを呼びかけていた

 式の冒頭、内田CEOからは新入社員に対して入社を祝うとともに、「100年に一度の変革期を迎えている自動車業界ですが、ユーザーの皆様に対して日産らしい価値を提供していくことを意識して、そのために、これから皆さんに心がけてほしいことがあります。それは、『失敗を恐れない』ということです。業務にあたるなかで、皆さんは多くの失敗を経験するかもしれません。しかし、失敗を通して学べることはたくさんあります。そして、それは必ず次につながっていきます。ぜひ、失敗を恐れず、勇気をもって、積極的に行動してください。私は、それこそが、情熱をもち、革新に挑戦し続けるという、日産のDNAそのものだと思います。さまざまな困難を乗り越えるなかで、常にチャレンジ精神を持って一緒に未来を作っていきましょう」と激励した。

 今回のオンライン入社式は、入社3~6年目の若手社員が担当。コロナ禍のなかで昨年までとは違った双方向でのやり取りをできる入社式にしようと試行錯誤を重ね、あらかじめ準備をしてきたのだという。

まず、日産期待のEVであるアリアの開発に携わった入社4年目の社員たちがパネルディスカッションを行い、そこにオンラインでの画面を通じて式が進行する試みが初めて取り入れられた。

■日々の業務で心がけていることや苦労話を新入社員に

内田CEO(写真左)とR&Dパワートレーン実験部の山野賢史さん(写真中央)、生産部門生産技術研究開発センターの高橋美樹さん(写真右)

 パネルディスカッションに登壇したR&Dパワートレーン実験部の山野賢志さんは、日仏のアライアンスで取り組んだアリアの開発における苦労話を語り、生産部門生産技術研究開発センターの高橋美樹さんは現在、目視で行われている検査についてAIを使ったオートメーション化をどう進めていくのかなどについて、職務へのやりがいを語っていた。

 新入社員から内田CEOへの質問項目としては、「日産が他社と比較して優れているところはどういったところですか?」、「今後のCASE戦略で電動化の次に大切なのは何だとお考えですか?」、「今後、自動車産業はどのように変わっていくとお考えでしょうか?」などが挙げられた。

 また、内田CEOからの質問である「日産入社の決め手は?」に対し、新入社員たちからは「GT-Rのようなスポーツカーを作りたかった」、「技術力」、「若手のうちから挑戦できる環境と多様性」、「ダイバーシティ」などが挙げられていた。

 さらに、「日産でやりたいこと」については「妥当テスラ!!」、「シルビアの復活」、「お客様がワクワクするようなクルマを届けたい」、「圧倒的な技術力をもとに他社に負けないクルマを作りたい」など、意欲的な回答が上がった。

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