■日々の業務で心がけていることや苦労話を新入社員に
パネルディスカッションに登壇したR&Dパワートレーン実験部の山野賢志さんは、日仏のアライアンスで取り組んだアリアの開発における苦労話を語り、生産部門生産技術研究開発センターの高橋美樹さんは現在、目視で行われている検査についてAIを使ったオートメーション化をどう進めていくのかなどについて、職務へのやりがいを語っていた。
新入社員から内田CEOへの質問項目としては、「日産が他社と比較して優れているところはどういったところですか?」、「今後のCASE戦略で電動化の次に大切なのは何だとお考えですか?」、「今後、自動車産業はどのように変わっていくとお考えでしょうか?」などが挙げられた。
また、内田CEOからの質問である「日産入社の決め手は?」に対し、新入社員たちからは「GT-Rのようなスポーツカーを作りたかった」、「技術力」、「若手のうちから挑戦できる環境と多様性」、「ダイバーシティ」などが挙げられていた。
さらに、「日産でやりたいこと」については「妥当テスラ!!」、「シルビアの復活」、「お客様がワクワクするようなクルマを届けたい」、「圧倒的な技術力をもとに他社に負けないクルマを作りたい」など、意欲的な回答が上がった。
■今年の技能五輪に日産代表として出場する新入社員ふたりの意気込みは?
新入社員代表としてグローバル本社の式典に参加したふたりに話を聞いた。まず、今年の技能五輪の自動車板金に出場する津村康史郎さんは「6職種あるなかの自動車板金で金メダルを取り、『技術の日産』をアピールしたいです。自分のスキルを世界一に高めるために技能五輪に出ることにしました」と元気にコメント。
同じく技能五輪の電子機器組立に出場する山下大空さんは「高校時代からプログラミングに取り組んでいまして、モノ作りコンテストの大会では電子回路のプログラミングで九州2位になりました。その技術力に磨きをかけたいと思っています」と抱負を語った。
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