ベストカーWeb編集部の独自取材でなんとアコードが日本市場に導入濃厚という事実が判明した。北米のアコードを日本に持ってくるというハナシだが、オデッセイにアコードに、ホンダはどういう舵取りをしていくのか。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ
■とにかく「立派」になったアコード
北米市場ですでに登場しているアコード。シビックやアコードなどかつて日本市場を賑わせたホンダ車の名が続くのは非常にありがたいことだが、なんせそのネーミングと実車のイメージの乖離は大きくなってくるばかり。
北米仕様のアコードは全長4970mm/全幅1860mm/全高1450mmとかなりの存在感を誇るボディだ(北米仕様のインチから換算)。ただその伸びやかなスタイリングが非常に爽やかな印象で、クルマ自体はかっこいい!!
そしてそのアコードが日本市場にも投入されるという正式発表はホンダからもすでに届いているのだが、編集部では2023年秋頃に投入されるのではという情報もつかんでいる。
とはいえ先日一部スペックが発表になったクラウンエステートとサイズ感じはほぼ変わらず、めちゃくちゃ立派なサイズだ。
パワートレインは1.5Lターボ、そして2Lハイブリッドが用意されるのは近年のホンダのトレンドだが、ハイブリッドにはドライブモードを選択できる「インディビジュアルモード」も搭載されている。
■アコードとオデッセイは売れるのだろうか?
アコードの日本市場デビューを楽しみにしているファンも多いと思う。もちろんスタイリングだっていいし、乗り味もホンダらしくシッカリしたものを期待できる。シビックのe:HEVの走りは国産車のなかでも抜きんでた存在だし、アコードもきっとそれに準じた仕立てになるだろう。
ただ最近のホンダの戦略を見るに、このアコード、そして中国からのオデッセイを日本市場に投入する意図があまり見えてこないのも事実。例えば2023年4月の「ビジネスアップデート」でホンダはN-ONEのBEVモデルの2025年発売を公表した。
電動化を進めること自体は当然の流れだと思うが、ただそれまでの「つなぎ」となるハイブリッド車を含む内燃機関車の動向はあまりハッキリしていない。もちろんN-BOXをはじめ軽自動車などの需要は続くし、ミニバンなど通常のハイブリッドモデルが今後どうなるのかが見えてこないのは寂しいところだ。
ホンダらしいユーザービリティに優れた胸をすく走りを期待できるヴィジョンが見えてきてほしい!!
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コメント
コメントの使い方売れてる主戦場は海外。
日本に入って来るだけ有り難い。
外車の肥大化は何も言わず国産車だけ詰るのはどうかと思う。
あれ?日本で発売ってしてなかったんでしたっけ?
私は北米在住ですがずっと日本の人にオススメし続けていた…悪いことしたな。(でも反応は「こんなでっかいサイズ日本の道ではちょっと…」だったけど)
良い車ですよ。
ただ、顔つきは前のモデルがやっぱりカッコよかったんですよねー。今回の変更は微妙。プリウスと同じ方向性ではあるので今のトレンドなんでしょうけど。
レジェンドが国内だけでなく海外でも無くなったから、その穴埋めも兼ねているんじゃない?
それから、現行シビックがかなり上質になったから、アコードをワンランク上のサイズ感にしたんじゃないかな。
日本での発売は新型出るたびに最後になってる。ホンダの新車を購入していただける方のみを見極め販売。そしてネットでカッコ悪いと評価下げられるより、世界市場が相手になってる。
「ネーミングと実車の乖離が大きくなるばかり」
おじさん世代の人はそう思うんだろうね。
私は20代だけど、そうは思わないし。
名車が輝いてた頃を知ってる。VWゴルフが5mのセダンになったらゴルフじゃない。ホンダはそういったことをしまくって、ここ20年で日本では軽自動車メーカー、アメリカでは、郊外の主婦が生活車として買う凡庸メーカーに成り果てた。
ゴルフ対抗のシビックは5mになんかなってないがホンダがそういうことしまくってるって例えばどの車種?
衝突基準が厳しくなり世界の殆どの車種が少し昔の上級車と同じぐらい大きくなってるのだから輝いてた頃と比べるのは筋違い。
昔のシビックあたりなら今はフィットに相当する。