世界最大級の通信事業者、米ベライゾングループが2024年3月4日、KDDIと提携することでソニーホンダモビリティのAFEELAを支援することに加え、アウディAGとの提携が発表された。詳細を紹介しよう。
文、写真/ベストカーWeb編集部
■ソニーホンダのAFEELAを通信面で支援
米国のベライゾングループは米国最大の携帯電話事業者であるベライゾン・ワイヤレスを子会社に持つ世界最大級の通信事業者。米国携帯電話の3大事業者でほかのAT&TモビリティやT-Mobile USを引き離し、シェアトップを誇っている。
今回、ふたつの提携発表に伴ってベライゾングループはCEOのカイル・マレイディー氏ら経営陣が来日し、都内でメディアを対象としたグローバル戦略説明会を開催した。
説明会には前述のカイル氏のほか、同社アジアパシフィック地域バイスプレ時で田とのロバート・ル・バスク氏やベライゾンジャパン合同会社代表執行役員社長の山崎隆太氏らが列席。
山崎氏によれば、日本市場はここ最近ベライゾンのなかでも伸びている市場で、、今後米国のベライゾン本体にも日本企業を積極的に売り込んでいくことを説明会のなかで明らかにした。
まず、KDDIとの長期提携ではソニーホンダのAFEELAに最先端コネクティッドカー機能を搭載するための協業計画が発表された。今回の協業で、ベライゾンの5Gと4GLTEネットワークに加え、KDDIのグローバル通信プラットフォームを使い、AFEELAのセルラー接続と高度なモビリティ機能を実現させるという。
ちなみにAFEELAは量産モデルが2025年に発売予定で、米国では2026年春の発売が予定されている。
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